伊那紬の着物の買取り相場はオークションではいくらなの?
伊那紬(いなつむぎ)の着物を売る事を検討しているのなら、まずはその買取り相場を知っておきましょう。
ネットオークションで売るケースだと伊那紬は平均3,600円程度で買取りされています。
中古の最高値は伊那紬の袷で4万円で売る事ができています。
最安値は1,100円からありますからモノによって価格差が相当あります。

あくまで目安の相場ですが伊那紬をネットオークションに売るのはおすすめしません。
伊那紬を高値で売るにはその価値が十分に分かる着物買取店に鑑定してもらうのがおすすめです。
着物への知識が豊富な査定員がいるので安心してみてもらえます。
さらにこういったお店は無料査定に対応しているので、出された金額に満足の場合に限り売る事を検討してみましょう。
伊那紬の着物を高値で売るコツ
伊那紬は、平成22年に開催された「紬織物サミット」でグランプリを受賞するほど優秀な作品です。
高値で売るのなら、伊那紬の価値が分かる買い手に査定してもらう事が重要です。
また、伊那紬の状態も査定の際の重要ポイントです。
保存状態が良いものほど高値になり、シミや汚れがあると残念ながらマイナス査定になってしまいます。
査定の際は証紙も一緒に出すのが高値を狙うコツです。
証紙はその着物が間違いなく伊那紬である事を証明するものです。
証紙は着物の切れ端などにあるので見落とさないようにしましょう。
伊那紬は現在、駒ヶ根の「久保田織染工業」でしか作られていません。
希少価値も高く、需要もあるので一般的な着物より高値になりやすいのが特徴です。
伊那紬を買取りに出すならバイセルがおすすめな理由
自宅にある伊那紬を売るのならバイセルに買取りしてもらうのがおすすめです。
伊那紬の着物の特徴
伊那紬は、長野県伊那地方で生産されている紬織物です。
天然良質な生糸を使い、さらに通常の繭よりも大きな玉繭から取れる玉糸や、真綿かた手で紡がれるた紬糸、野生の天蚕糸・天蚕真綿糸など多彩な素材を組み合わせたもので織られているのが特徴的です。
伝統工芸品として着尺地や帯地などの用途として生産されています。
長野県の天竜川沿いでは養蚕業が地場産業として根付いていました。
「信州・蚕の国・絹の国」として18世紀初めから言い伝えられていたのです。
名古屋や京都に繭を売るのを生業ともしていたのですが、蚕が繭を喰い破ったものは商品にならないため、いわば不良品になります。
この不良品を材料にして自家用の染め織りをしたのが、伊那紬の始まりであるとも言われています。
伊那紬は、上田紬、飯田紬、松本紬などと一緒に「信州紬」という総称で呼ばれることもあります。
長野県の織物生産は、規模が小さいためそれほど多くの生産量ではありませんが、昭和50年当時では長野県だけで120軒近くの工房があったようです。
現在の伊那紬の織元
現在は、長野県駒ヶ根市の「久保田織染」が伊那紬の唯一の機屋となっています。
織物技法は、古くから高機(たかばた)を使って丹念に織っていく独自の技法です。
伊那紬の最大の特徴は、手織りがもたらす風合いが何とも言えない魅力で織った人の味や個性がそのまま表現される1点もののオリジナル紬である事です。
今日の着物と帯
久保田織染工業さん(長野県駒ヶ根市)の
夏伊那紬の着物
麻に、萩と撫子を刺繍した名古屋帯+変わった音のする鈴の根付
ICカードケースに着けて、襟元に入れています。根付、お太鼓の左側の脇に
お守り袋と一緒に複数ぶら下げている人も見かけます、あれも素敵。 pic.twitter.com/EWlnLNbx8E— をとめ座👘 (@kimono_otomeza) September 3, 2023

草木染めに使用されている材料は、地元で採取されるクルミやカラマツ、りんご、シラカバ、イチイなどがあります。
芽が木から出てしまう前の冬の間に木を切って、皮を剥き保管しておきます。
そしてこられの樹皮から出た汁を何度も浸しながら染め上げていきます。
大きなガス窯で樹皮の染液を漉していくのですが、サウナに中にいるような環境で行われるため真夏日はかなりの肉体労働です。
しかし、この漉し作業によって微妙な光沢感と優しい色みの糸に仕上がります。
化学染料では決して出せない色や柄が伊那紬には隠されているのです。
現在の伊那紬は着物のみならずストールやネクタイなどの様々な小物にも使われています。
伊那紬の着物買取りまとめ
今回は伊那紬の着物買取りについてでした。
ネットオークションの相場は、最安1100円から最高値4万円とずいぶんと値幅がありましたが、これは伊那紬の着物以外が混ざっている可能性があります。
伊那紬は前述のとおり、着物以外にもネクタイやカードケースなどの小物もあります。
伊那紬の着物の売り先として、ネットオークションやリサイクルショップ、フリマアプリなどは基本的におすすめできません。
売るのなら、その価値が分かる査定員がいる着物買取り店がおすすめです。
無料で査定に応じてくれるので気軽に価値をみてもらいましょう。
ご自身の納得する値段を提示してきた時は売ればよいし、不満な場合は売る必要はありません。
お手持ちの伊那紬の価値を知っておくことはとても大切です。