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4/26 みんなが、集った。

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4月25日(金) 晴れ ワシントンDC

今日はバスコファイブをヨーロッパに向けて船会社に引き渡す日だ。朝、長い間お世話になったバスコファイブを洗車し、苦労をねぎらった。

以前から連絡を取り合っていたバイオディーゼル大学の主催者ダンがこの日フロリダからバイオディーゼルのワークショップを終えて、ボルチモアの空港に帰ってくるという。そこで空港は港へ行く途中なので会いに行く事にした。彼には、サンディスプリングの学校を紹介してもらったり、ここ数日の宿泊の世話をしてもらい、お世話になっているので、ぜひ車を見てもらいたかった。
実際に会ってみるとダン・グッドマンは、とてもエネルギッシュで回転の早い人だった。彼の夢はずばり、バイディーゼルを作りながら走るバスを作り、それを走らせて学校訪問をして旅をし、教育デモやワークショップをして歩くことだそうだ。それで、僕たちの小さいプラントに特別な興味を示してくれた。

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今日はボルチモアの港に車を届けることになっている。まずは予約を入れてある倉庫へ。
フツウなら倉庫へ届けて終わりなのだろうが、僕たちはカルネを使って関税の処理をしているので、通関のオフィスを探すことから始まる。船の出港まではまだ何日かあるので、実際の通関の日時とカルネにスタンプをもらう日付がずれてしまうのが問題らしく、事情を話し理解してもらい判子をもらうことができた。また、20フィートのコンテナだと、ルーフトップのキャリアが日本から送った時より高くなっているので、キャリアを自分たちで外すことになっていた。あれこれするうちに、数時間港で過ごすことになったが、無事車のデリバリーを終えることができた。港というのは、アメリカ国外に出ることになるわけで、身元確認などがとても厳しい。(僕たちもはじめビジター用ゲートを通過しようとしたら、アメリカ国内で発行された身分証明書を持参していない者は通過できないと言われて焦った。また、24時間以上前に全員のフルネームと帰りの交通手段などを登録しておかなければならなかった。)

無事港の作業を終えて宿にもどり、近くに見つけたフィリピンレストランで約3ヶ月の旅を思い起こし3人で乾杯した。

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車を載せた貨物船の出航は、5月のはじめ。ポルトガルでの受け取りは、約一ヶ月から一ヶ月半ぐらいと聞いている。
何度かトラブルにみまわれましたが、なんとか北米を無事走りきる事できて感謝の気持ちと感動でいっぱいです。ここまで応援してくださったみなさん、本当にありがとうございました!

廃油回収量 0L
走行距離 33km
お世話になった人たち:ダン、クリス、ドナ、ジョー

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イオン交換樹脂洗浄(その2)

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初めてのイオン交換樹脂洗浄

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4月22日(火) 晴れ ワシントンDC

朝一番に、日本大使館を表敬訪問する。さまざまな方たちのお口添えで、書記官のお二人に時間を作っていただき、我々のプロジェクトの報告をする機会をいただいた。すでにブログを読んでいてくれたそうで、「わたしも旅が好きなので、みなさんの活動に刺激をうけましたし、会っている人の数や、訪ねている場所のバラエティに感心しました。」とおしゃってくれた。とても好意的な歓待を受けビックリ。「もっと早くわかれば、いろいろ広報活動も協力できたのに。」と言っていただけたのは、とても今後の旅にプラスになることはいうまでもない。外に出て車を見ていただき、いろいろ質問も飛び交いあっという間に時間がたってしまった。大使館内を案内していただくなどとても普段で経験できない体験をさせていただいた。

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昨日の学校訪問に続き、今日はサンディ・スプリング・フレンズ・スクールという私立の一貫教育校を訪ねることになっていた。バイオディーゼルの教育活動に尽力しているこの学校の卒業生であるダンのススメで、地球の日の今日訪問することになっていた。

創立1961年のこの私立学校は、120エーカーの土地のほんの25エーカーのみを使用し、あとは森や草地として保護するという創設者の方針を守り、緑の多いとても恵まれた環境にある学校だった。幼稚園から12年生(高校3年生)あわせて約600人の生徒数なのだそうだ。今日はその一部の約100名ほどが、玄関ホールに集まりぼくたちを迎えてくれた。

サンディスプリングは環境教育に力を入れており、子供たちの知識の豊富さや質問レベルの高さ、また先生たちの熱心さがとても印象的だった。ランチを一緒にした中等部の科学教師であるトニーとステファニーも、自分の興味や情熱を注いでいる環境系の内容を、カリキュラムに取り入れているということだった。教師の一人ステファニーがダンの指導のもと、バイオディーゼルのクラブを率いている。生徒たちは、去年の夏ひまわりを学校の畑で育て、秋に収穫して乾燥してきた。先週初めて、自転車型の搾油機で絞りはじめ、もっと効率のよい搾油機が、届くまでこれで子供たちに体験をさせているのだそうだ。「あれだけ苦労して時間をかけて、きっとバイオディーゼルになった時は、数十分バスを走らせたら終わりになってしまうでしょう。でも、そうすることで、子供たちに燃料の尊さを、体で体験して学んでもらえると思うの。」トニーは、「ここにいて、子供たちの指導をしながら、時々自分は本当に何か役に立っているのだろうか実感できなくて、悩んだり落ち込んだりするの。あなたたちのような人が回って来てくれて、自分は一人ではないと実感できたし、よい刺激になったわ。ありがとう!」とうれしいことを言ってくれた。

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これがアメリカ最後の学校訪問になるのだが、いくつも回ってみて本当に実感するのは、子供たちの反応のよさだ。自分の意見や感想をはっきりと発言できるし、何か質問をしたりボランティアを募っても、すぐに手があがるし返事がくる。もちろん引っ込み思案な子もいるし、発言したくても目立つ生徒の影に隠れてしまう子達もいることだろう。でも概して、コミュニケーションが一方通行でなく、話している僕たちもとても楽しめる。これは、ぜひ日本の学校でもススメて欲しいことだと思う。失敗することをおそれていたり、人や先生にばかにされることを怖がったり、自分の意見を人と分かちあうことを億劫がったりして、自己表現をしないなんてもったいない。タコマのベイカースクールを訪ねたときから、3人で言い続けてきた印象だ。

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廃油回収 40L
走行距離 144km
お世話になった人たち: ダン、ドナ、トニー、ステファニー、トニー、ウォルト、タキシャ、セガワさん(すし太郎)、フランキー、アンジェラ

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アースデイ in ワシントンDC

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4月20日(土) 雨 ワシントンDC

今日はワシントンDCのナショナルモールで、アースデイのイベントがあるのでぜひ合流しようと以前からワシントンDC在住のヨウコさんにお世話になっていた。朝、モールのすぐ脇によいスポットを取ってくれたという電話が入った。彼女は、なんとコロラドのサポーター、ヒロミさんとハルミさんから紹介でワシントンDCでのサポートをしていただくことになったのだ。

4番通りからマディソンに入る。ナショナルギャラリーのすぐ前にバスコファイブの場所を陣取って、精製機を引き出してセットアップを始めた頃、ぽつりぽつりと雨が降り始めた。予報が雨だと聞いていたので覚悟はしていたけれど、やはり雨。さっそく、雨ようにもってきていた車用タープを取り出し、リヤゲートをカバーする。
土砂降りになったころ、サポーターの一人アヤコさんとだんなさんのアレックスが、レストランから回収したからと、廃食油を届けてくれた。燃料がかなり少なくて移動が難しいことを伝えてあったから、悪天候にもかかわらず出向いてくれたのだ。ほんとうにありがたい。感謝!

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ステージでの催しが始まった。雨だというのに随分の人出だ。このイベントは、DCで行われる一連のイベントの一貫で、全米7都市とのサテライト企画だ。1970年に初めて催されたアースデイの企画グループによって創設されたアースデイネットワーク(EDN)は、世界を結ぶ環境への意識の向上や地域と世界レベルでの活動のネットワークとして、世界174カ国、17000の世界的活動団体、5000の米国内プログラムをつないでいる。このEDNとグリーンアップルフェスティバルの協力で開かれたのが、ワシントンDCのナショナルモールでのアースデイだ。今日20日は、多くのミュージシャンたちの演奏、さまざまな分野から招かれたスピーカーによる講話、モール内には数々のブースが設置されていた。そして22日には国会へ地球の温暖化など気候の変化への即刻対応を要求する100万通の電話をするという運動を呼びかけている。

僕たちがアースデイまでにDC入りすることを決めたのは数週間前のことで、時期が遅かったのと、市販されている車を公園の敷地に入れることは許可が出ないということで、公に参加することはできなかった。でも人通りの多い通りに駐車できたので、多くのひとから声をかけられた。バイオディーゼルを試してみたいから売ってくれというひと、学校の教師をしていて近々環境に関するクラスを計画しているから金曜日に車を持ってこられないかという人、右ハンドルだと気づいて「イッツクール!」とはしゃぐ子供たち、雨よけに設置したタープを見て僕らが何か食べ物を売っていると勘違いして来た人、バイオディーゼルに関わった仕事をしたくてつい数日前にナショナル・バイオディーゼル・ボード(NBB)で面接を受けたばかりなんていう青年も来た。

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ざっと数えて一日に3回ほど、風も吹き荒れる土砂降りになり、みんな文字通り頭から足のさきまでびしょぬれ、靴のなかもぐしゃぐしゃの水浸しだった。時々ナショナルギャラリーで雨宿りしながらも、人が引かないのはおもしろかった。かえってこの雨を無邪気に楽しんでいるようにさえ見える。僕たちも応援にかけつけてくれた、オークランドのサポーター、ハルエさんと共に4人でわいわいいいながらお祭り騒ぎを楽しんだ。

お世話になっているアンジェラさんの家に立ち寄って服を乾かすと、サポーターの方たちが計画してくれているパーティ会場であるヨウコさんの家を目指す。ポトマック河を渡って、DC周辺での学校訪問や宿泊その他をお手伝いしてくれているヨウコさんとヒロミさん、3人のご家族とお友達やご近所のかたなど、日本人とアメリカ人合わせてざっと20人ぐらいの集まりとなった。みなさん持ち寄りでおいしそうな食事を用意してくださり、旅の様子を話したり、北米の経過をスライドショウで見てもらい、和気あいあいと楽しい夜を過ごした。サンフランシスコの交流会を主催してくれたサポーターのハルエさんには、「変な言い方だけど、みんなこの2ヶ月間にほんと成長しましたねぇ。人の前で話をするのにも、随分慣れて余裕とチームワークが深まったみたい。」なんて褒められたりして・・・。少しは成長したのかな?!

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廃油回収量 79L
走行距離 30km
お世話になった人たち:ヨウコさン&リオ、アヤコさん&アレックス、ヒロミさん&カール、カイくん&ウミくん、リオンちゃん&ダリオくん、ソラヤちゃん、リンタロウくん、その他DCのサポーターのみなさん

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4月19日(金) 晴れ ニューヨーク→ワシントンDC

昨夜、モーテルに宿泊できたのは午前1時過ぎだった。それから燃料を精製をしたので寝たのは遅かったものの、午前中はグランドゼロを見にマンハッタンへもどることにした。どうしてもグランドゼロに行き、亡くなった方達の冥福を祈りたかったのと、その後再建がどうなっているのか、この目でみたかったからだ。

グランドゼロの近くで駐車したところへ戻ってみると、アメリカ人の家族が留守番をしていたサッチンと話込んでいた。父親らしき人物が「いやぁ、僕はねバイオディーゼルには、基本的に反対なのだよ。」「食料の高騰を招いている現状で、原料に問題があるとおもわないかい?」「確かにそうです。ですから、わたしたちは廃油をリサイクルしているんですよ。それに、アメリカ国内でも他の原料を模索して、いろんなところで研究しているひとたちにも会いましたよ。」「へぇ、そうなんだ。私は、まだ納得いかないけれど、ぜひもっと持続可能な道を探求してくれよ。」反対だと言いながらも、楽しそうに議論を交わすのを見て、こういうことは日本人にはとても難しいことだけれど、ぜひ学びたいコミュニケーションの方法のひとつではないかと思った。

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いよいよマンハッタンを離れ、ボルチモア・ワシントンDC方面に向かう。東海岸に来て、有料高速道路やトンネルが目立ってきた。ハイウェイ上で追い抜いてゆく車から、Vサインや親指を立てる応援のしぐさ、プップー!という警笛の激励を受けるのにも慣れてきた。ニュージャージー・ターンパイク&I?95を通っていたときだ。ダッジの白いバンの家族連れがやけに盛り上がりながら追い抜いていった。今まで幾度もシャッターチャンスを逃しているタツヤから、「あのバンじゃあまりスピードが出ないから、追いつけないかなぁ。」とのリクエスト。

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どうやら向こうも、こちらがスピードアップしたことに気づいたらしい。追いつくのは、とても簡単だった。適度に混んでいるから、2車線を並行走行しても文句を言う車はなかった。あちらの窓が開いてみると、どうやら家族みんながカメラの用意をして、近づいてきたようだった。サッチンも窓を開け、手を振っている。こちらのバイオディーゼルの文字を指差して親指を立ているから、BDFのサポーターだということは間違いない。もう一度手を振ると、フツウのスピードにもどり去っていった。(実は5月の中旬になって、このお父さんからメールが来た。ぼくらのサイトを見つけたのだ。4人家族のうち14歳になる息子がエコ燃料に興味をもっていて、ランプを改造してバイオディーゼルで使っており、運転できるようになったらディーゼル車を改造してバイオ燃料で走りたいと言っているのだそうだ。だから、僕らの車を見て、息子をはじめ家族みんなが思わず興奮してしまったとのだそうだ。)こんなやり取りは、長い道路の旅にちょっとしたスパイスを与えてくれて、とても楽しい。

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さて僕たちはその後、ボルチモアの町を抜けブルックビルという町に寄り道することになっていたのだが、ボルチモア周辺で車のパネルに見慣れぬランプが点いたことに気がついた。オイルが少なくなったり、エンジンフィルターの交換が必用な時につくランプとは違うものだ。すぐに車を停めて、マニュアルを紐解くことにした。どうも、燃料フィルターに不純物(水その他)が入り、フィルターが一杯だから、一度たまったものを抜かなくてはいけないようだ。ペットボトルに70mlあまり入った中味を見て、僕らはギョッとした。それは明らかにとても色の濃いグリセリンと水だった。

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できるだけ避けようと言いながらも、僕らは約束の時間に間に合わなくなりそうだったり燃料が足りないとき、精製が完全に終わっていないバイオディーゼルを給油してしのいできた。そのせいで使用した燃料の中に、本来取り除くべき不純物が混ざったままエンジンの方へ送られていたのだ。このフィルターが効いていなければ、エンジンにダメージを与えるところだった。北アメリカ大陸横断は問題なくここまで来たけれど、これまでの判断基準では甘い。そう痛感し、ほんの少し背筋が延びる思いだった。品質管理をもっと厳格にしていかないと。

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夜遅くDCの町にたどり着く。いろいろあって、結局遅くなってしまった。泊めていただくアンジェラのお宅はDCにあるのだが、カリフォルニアのサポーター、サッチンの親友のハルエさんが飛行機で駆けつけてくれて、先にご近所を偵察(?)しパーキングやその他の事情を確認してくれていたので、とても助かった。彼女が買っておいてくれた3種類のクラムチャウダーで乾杯し、再会を祝った。アーズデイまでにDC入りしよう!そう決めてから、ついつい先を急いでの欲張りな旅をしてきて、懐かしい顔を見たことと、久し振りにモーテルではなく人のお宅に来て、何だかとても落ち着いた。明日は朝早いから、今夜はとにかくすぐに寝ようということになり、サッチンとハルエさんにも無理だとわかりつつ「あまり夜更かししておしゃべりに興じないように。」と釘を刺し、床に入った。無事DC入りできた、よかった!


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廃油回収量 0L

BDF 40L(フランキーより)

走行距離 402km

お世話になった人たち:フランキー、アンジェラ、ハルエさん

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4月18日(木) ダンモア(PA)→ニューヨーク(NY)

いよいよ今日はニューヨークに入る日だ。ついにアメリカを横断して東海岸のニューヨークに到着だ!
やはりマンハッタンに近づくに連れ交通量は増える。久しぶりの都会だ。午後は日系の雑誌と新聞から取材を受けることになっている。そこでタイムズスクエア方面をめざすことにした。フロントラインという雑誌の記者内藤さんに電話をすると、彼女のオフィスはすぐ近くなので、走っている車の写真も欲しいしスクエアまで出て来てくれるという。タイムズスクエア周辺を何度か回りながら彼女を待ち、撮影した。なかなか駐車するスペースを見つけるのは難しいのだが、彼女の勧めでちょっと脇の43番通りにパーキングスポットをゲット。

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いわゆる5thアベニューからさほど遠くない一角に、日本企業のオフィスが立ち並び、日本食レストランや日本の雑貨屋などが隣接するブロックがある。その辺りにフロントラインのオフィスと、週刊NY生活のオフィスがあった。フロントラインの取材をうけた後、今度は週刊NY生活に電話をする。担当記者の浜崎さんは手帳を片手に降りてきてくれた。ゆっくり話をする場所がないので、これも経験!と助手席に乗り込んでもらう。取材のあと、ご近所の日本食レストランに紹介してもらうが、回収業者が集めたばかりというので、無念にも廃油をいただくことはできなかった。

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人に紹介してもらった何軒ものレストランに電話をしてみたけれど、どうも廃油をくれるというところが見つからない。昨日のテレビの取材で知り合ったドライバーの松尾さんから紹介を受けた、ブルックリンにある中近東料理のレストラン「ミリアム」だけが頼りだ。思い切ってブルックリンまで、橋を渡って行ってみることにする。

オーナーのシャイは、ブルックリンでいくつかのレストランを経営している。道の角にある「ミリアム」は、モロッコ風というかアラビア風というかエキゾチックな内装のとてもしゃれたレストランだった。店のすぐ近くに駐車できたので、廃油をもらうだけでなく食事もさせてもらいたいと思い、その間に精製をしたいので電源を貸してもらえないか交渉した。電気を使うのはかまわないが、コードに足を引っ掛け道行く人や店のお客さんが怪我をしたら困るというので、コードをレンガやコンクリートの切れ目などにうまく這わせて通行のじゃまにならないように工夫して使わせてもらうことになった。歩道のガムテープで溝に沿ってはわせたコードがみえないようにカモフラージュしてその部分を覆うとなにごともないかのようにきれいに仕上がった。

店ではおいしいタジーンをいただいた後、オーナーが現れ交渉が成立。店の脇にある扉を開けると、地下にある倉庫へ降りそこからたっぷり油をいただいて、夜10時過ぎブルックリンを後にした。

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実は今夜泊まるところも決まっていない。マンハッタンでは僕らの予算にあうモーテルが見つかるとは思えないので、ニュージャージーへ出てみようということになった。やっとホテルが決まり、いざ電源を借りられるよう頼んだところ、どうしてもだめだった。長い一日の真夜中過ぎ、ちょっとショックだけれどめげずにまた宿探し!

廃油回収量 40L

走行距離 239km

お世話になった方たち:ナイトウさん、ミウラさん、ハマザキさん、マツオさん、シャイ

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オノンダガ・ネイション

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4月17日(木) はれ シラキュース(NY)→ダンモア(PA)

昨日の約束どおりチーフに電話をかけると、オノンダガ・ネイションのコミュニケーションセンターに来るよう言われた。とにかく言われたところへ行ってみることにした。着いてみると、他にも何人か集まっており、コミュニケーションセンターで働いているベティとサマーと、シックスネイションズノ環境タスクフォースのメンバーの一人、タスカローラ・ネイションのニールもいた。今日は学校があり、行かねばならないが、何か質問があればいつでも連絡してくれと言い残し、去っていく。チーフたちの連絡を受け、時間がないのにかけつけてくれたのだろう。ありがたい心づかいだ。
ここではゆっくり時間がすぎてゆく。言葉もわからないし説明もないから、ひたすら待つ。今までもそうだけれど、僕が彼らとつきあって感心するのは、自分にとってもしくはネイションにとって何が優先度が高いのか、かれらはいつでも心得ているということだ。時によっては予定をすっかり変えてしまうから、つきあっていて困ることも多々ある。でも、彼らは何が今必要なのかわかっていて、決して妥協しない。現代の文明社会で生きていて、僕たちは時々そのことを忘れているのかもしれない。

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ひとりのチーフが「じゃ、行こうか。後をついてきてくれ。」と言って、先導してくれた。しばらく走ってたどり着いたのは、ある農場だった。中からはビルと名乗る白人のファーマーが出てきた。どうやら彼が、昨日きいたバイオディーゼルを作っている農場経営者らしい。明らかに肥やしの匂いが漂っていて、見回すと何等もの牛、それからコンポストの山が見える。酪農が主な収入源だろう。聞いてみると、ビルは酪農一家の4代目、生活していくために酪農のほかにもいろいろ手を出したこともある。バイオディーゼルを作ることに、父親は反対だった。でも、毎月の燃料費が4000ドルを越えたとき、それを払い続けて農場をつぶすようなことはさせない、と彼の意思は強まった。今でも賛成してくれてはいないが、黙って見守るようになったという。

ビルのBDF精製システムは、半継続式とでも呼ぼうか1分間に60"80ガロン、圧力を使って反応を細いパイプの中で起こさせ、長いときで5時間持続して作ったことがあるという。しかし子供が家業を手伝うこともあり、薬品を手の届くところに置いておくことに不安を感じ、最近ではSVOつまりフィルターにかけた廃油のみを使用している。近くのレストラン数件から廃油を回収する。その他、食料品店などにゴミ箱も設置しており、それを回収してコンポストを作る。'98年にあった大きな暴風雨で倒れた木を再利用したのがきっかけで、町で倒れてしまった木や他の木々の成長を妨げることになる木だけを疎抜き、道の牛の糞や木屑と混ぜてねかしそれも販売している。オノンダガのクレーン操縦士たちは、とても腕がよいので、こういった正確さを要される仕事が得意だとも話してくれた。
コンポストの山を見せてもらったのだが、混ざっているビニール袋のくずの多さに驚いた。これはすべて手で拾うのだそうだ。それでも、始めた当初よりは減ってきた。どう捨てたらごみを生かせるのか、まだまだ教育が必要さと笑った。

僕らの廃油回収もそうだけれど、実感するのはリサイクルとか持続可能なサイクルというのは、すべての段階で人の協力とケアがあってこそスムーズに成り立つのだ。つまり僕らの場合でも、レストランの裏手にある油の回収コンテナを前に、水が混ざったり洗剤も一緒に入れてしまったために、BDFにできないことが多い。捨てる人が再利用についてもっと知識があれば、手間や無駄が省けるわけだ。こういったことがうまくまわり始めるてやっと、本当にサステイナブルと呼べる社会が実現するのだろう。

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バーミンガムという町の近くのガソリンスタンドで、トイレ休憩&ルートの確認をしていた時だ。自転車に乗ったマットと名乗る若い男性が息をきらして近寄ってきて、自分とその友人はバイオディーゼルを作っていて、廃油をあげたいし彼にも僕らの車を見せたいから、ぜひ来てくれないかと誘われた。彼の妹が僕らの車を見かけて電話をし、取るものもとらず駆けつけてきたらしい。おもしろそうなので、訪ねてみることにした。

地下室に設置されたシステムは、マエストロという市販の精製機を使用したものだった。まだ経験が浅いらしく、彼らからはいろいろ質問があった。どうも地下室の温度が低すぎて、反応時に十分熱くならないため、反応が完全に起こらず失敗を繰り返しているように思われた。それから、廃油をくれるというのでポンプから汲み上げ始め、僕ら3人ははその色に見覚えがあり思わず顔を見合わせた。ヒューストンのデルに教えてもらったことだ。白っぽく濁った廃油は、間違いなく油の試用期間を延ばすために入れる添加剤(マグネソル)が混じっているものだった。どのようにこしているのか訊ねると、取っ手のついたざるを持ってきた。残念ながら、この油をいただくわけにはいかないこと、反応前のフィルターがけはかなり重要で、最低でも100ミクロン、もっと細かいフィルターにかけている人もいることを伝えた。

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ショックを隠しきれないものの、彼らの顔には希望の光がともったように感じた。「廃油を提供してくれようという気持ちだけでもうれしいよ。 Please keep trying!!」 近所のレストランに廃油がないか電話までしてくれた彼らに、そう礼を言い一路ニューヨークを目指した。遅くなってしまったので、今夜中の到着は無理だが、できるだけ近くまで走りたい。実は給油しなくてはならず、できればどこかで電源を借りたかった。今日だけ午後から同行取材していたTBSの希望で、ブルーマー(PA)という町に立ち寄り空き地でプラントの説明を収録していたのだが、その間タツヤがご近所のかたに声をかけ、頼んでみると快く電源を取らせてもらえた。せっかくなのでプラントの仕組みをご披露、見ず知らずなのにとっても仲良くなってしまった。これもバイオマジック、人と人の出会いをもたらしてくれる魔法の車なのかな。

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廃油回収 0L
走行距離 312km
お世話になったひとたち: ジェイク、バージル、ニール、サマー、ベティー、ビル、マット、アール、マイク(父)、マイク(息子)、すずきさん、ひろせさん、まつおさん

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バッファローで再会

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4月15日(火) 晴れのちくもり バッファロー(NY)

ニューヨーク州立大学バッファロー校を訪れることにしたのは、つい数日前のことだった。ネイティブアメリカンで環境問題に取り組んでいると聞いている、イロクワ・シックスネイションズの選抜団体、Environmental Forceのメンバーに話を聞きたいと思い、連絡を取っていたところこの大学にたどり着いた。残念ながら会いたいと思っていたチーフは不在だったのだが、ここで僕らはとても面白い再会を果たすことになった。

塩原良さんは、吟遊打人と名乗る太鼓を主に芸能の道で生きている人だ。実はタツヤの高校時代の級友でもある。日本での出陣式から僕らの活動を追ってくれている方は、覚えていていらっしゃるかも知れない。出陣式の時セレモニーの景気づけに、太鼓の演奏があった。それが塩原さんだった。更にロスでの滞在中、彼の弟分とも言えるTakumiくんが遊びに来てくれて、「予定は合わないだろうけど、4月の中旬からアメリカ北東部をツアーの予定です。」と言われていた。僕らはその頃、4月の初めまでには北米フェーズを終えると予定していたので、「残念だね。」と話していたのだが、二日ほど前にタツヤが連絡を取ってみると、なんと今夜15日バッファローの大学でコンサートを予定しているとのことだった!!ご縁とは、なんて不思議なものだろう。

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塩原さんの口ぞえで、彼らのコンサート会場であるCenter for the Arts の入り口脇に、車をディスプレイする許可をもらうことができた。しかもコンサート前だというのに、リハーサル後二人で外に出てきて演奏してくれた。感謝。塩原さんの演奏は、昔ながらの前口上がよい。超ブロークン・イングリッシュの「サンキュウ!」「ビーハッピィ!」も楽しい。そして腹に響く張りのある音は、疲れ切った僕ら3人の魂を奮いたたせてくれた。

コンサートの後、同じモーテルに宿を取った僕たちは、彼らの主催(のみにとどまらず、演奏まで一緒にしてのけた)ミチコさんと二人を誘って夕食に出かけた。便利なことに、宿から徒歩2分のところにうまそうな韓国料理店があった。閉店間際の10時に駆け込んだのに、ご主人も奥さんもとてもよい人で、本格的な韓国の家庭料理をゆっくり説明しながら出してくれた。ちょっと駆け足の旅にかまけて、車の中でクラッカーを頬張るような数日が続いたので、久しぶりのオリエンタル料理にほっとした。僕はサバイバルモードに入ると、食べ物などどうでもよくなってしまうタチなのだが、やはり米を食べるとほっとするのは事実だ。隣を見ると、サッチンはご満悦といった顔で塩原さんと話が弾んでいる。タツヤは、なぜか店の奥さんに気に入られ「さぁさ、ちゃんと食べるのよ。」なんて世話を焼かれて、すっかりゆるゆるだ。明日は、会いたい人に会えるかな・・・不思議な再会を果たした僕たちは、心のこもったおいしい食事(ともてなし)と旧友の応援に勇気付けられ、希望に胸がふくらんでいた。

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廃油回収 0L
走行距離 95km
お世話になった人たち: 塩原さん、Takumiくん

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菜の花大地復興プロジェクト
菜の花を植えて、景観づくり、塩害などの土壌浄化、地域単位のエネルギー生産のきっかけ作りを目指しています。
楽器を贈るプロジェクト
津波で楽器を流されてしまった、ミュージシャンの方々へ楽器を支援するProjectを始めました。
支援金募集
3月28日いわてめんこいTVで紹介された活動の様子です
2011年支援活動報告書
2011年に行なった東北大震災復興支援活動の内容をまとめまています

2012年1月

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