2010年9月アーカイブ

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北海道テレビ報道情報番組イチオシ!の中で火曜日の特集「イチオシ!なんでも調査隊」の中で「捨てたらもったいない!使用済み天ぷら油の再利用!!」というテーマで札幌に到着したバイオディーゼルアドベンチャーが取材されました。

なんでも調査隊のレポーター柳田さんがバスコファイブに同乗してまわり、廃食油を集めているところ、精製しているところなどを密着取材されました。
今日、9月28日の午後3時45分から始まる「報道情報番組イチオシ!」でその模様が放映されます。北海道でしか放映されないかとは思いますが、北海道在住の方はぜひご覧くださいね。

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おおあさのBDF施設 & BUS 02

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「じつは豚も飼っているんですよ」という。
BDF精製施設の裏のドアから低地を見ると、ブタ小屋が。裏山に放牧して耕すために飼い始めたのだそうだ(写真右)。
「ご飯は子供達の給食から出る残飯。そのブタたちを収穫祭で食べようかと言っているんですよ」

「それはまさに、命を頂く授業ね。命を学ぶには最高の授業なのよ」
と藤井さんがにっこり。滋賀県では、豚ではなく、牛と羊で同じようなことを行っているそうだ。

左の写真は竹炭。竹はチップにすると、発酵熱で60〜65度にもなる。堆肥に使用している他、マルチング(土を覆う。普通はビニールを使う)に利用するそうだ。
「農業をやろうと思ってみんな来るんだけど、草とりが大変で離れる人も多い。これで定住してもらうきっかけにもなると思って」と保田さん。


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<<貯蔵や作業場に使っている建物。おさえをしながら斜めにはわせる。地震に強く横揺れからタテ揺れにも強いのだとか。


精製されたBDFは地元のバス会社「(有)大朝交通」の大朝〜芸北・美和間路線の1台に使用され、年間約6000リッターのBDFを消費。B100で動かしている。
このバスは町が大朝交通に貸し出す形で、軽油100%か、BDF100%のどちらかを使用する契約をしているそうだ。

その名も「ホープバス」、希望のバス!だ。


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BDFを一時貯蔵したり、給油で使用しているのが、マツダのボンゴ(写真下左)。荷台に給油機が搭載されている。じつはこのNPOの取り組みはマツダの助成金が下りているので、この車がピッタリとのことで選んだそうだ。給油に使っているホース類は、フッ素加工などされていない。BDFでどれくらいもつのかどうか、試しているとのこと。

そうそう、NPOい〜ね!の皆さん、小学校で高学年を対象にBDFの精製体験実験なども行っているそうだ。僕も講演の他、そういった実験をやったことがある。また次回は、そういった合同企画もできたらいいですよね!

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もう夕方だが、まだまだ雨が降り続いている。
皆さんとはここでお別れだ。

「NPOい〜ね!OASA」の皆さん、3日間、本当にどうもありがとうございました!
子供たちのあの笑顔、そして皆さんの温かい活動に僕らもパワーを頂きました。
またいっしょにコラボしましょう!また会う日まで、お元気で。

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おおあさのBDF施設 & BUS 01

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僕を広島に招待してくれた「NPO い〜ね! OASA」。その活動内容は「資源循環型社会に導く菜の花プロジェクト」。
主な取り組みは、空き農地を利用して資源循環型のまちづくりをすること。そのメインとして空き地を菜の花畑に活用。それと共に行われているのが、廃食油の回収とBDF精製だ。

プラントはエフルの100リッター/バッチを使用。前処理に遠心分離器を利用している。
廃食油の回収は、古新聞やビン缶など月1回資源ゴミを集める日に、廃食油もよびかけて、地域ごとにもってきてもらう。通常は個人でもそれぞれゴミを出すのに、ゴミシールなどを買わなければならないが、その負担はない。このNPOに各地域から集められたそれらのリサイクルゴミは、回収業者へ販売。そのお金をまた地域へ還元している。

"地域で"というのがミソ。個人で出したい人もいるのだそうだが、あくまでも地域ごとに連携して運んできてもらう。高齢者へも若い人々が声をかけながら、協力し合って集めているのだそうだ。その他には軽トラで回収に回ることもあるという。

この活動は北広島町(約2万人と少し)の中にある旧大朝町(約3千人)内で行われている。
回収する廃食油は1200〜1300リッター/月。町内のBDFバス1台に使用し、ほぼひと月で使いきるのだそうだ。

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目下の悩みは「検査結果を見て、いちばん難題なのが、水分と反応率。グリは心配ないんですけどね......」と。
僕の場合、反応がよくないなと感じたら、2回反応をさせている。僕のプラントは水を使わないのだが、水分をクリアしているプラントは、減圧加温して飛ばすうえに、フィルターを使うなど徹底した工夫をしている。


プラントには毛布をグルグルかけられていた。
「ここは寒暖の差が激しくて、脱水している間に上が結露するんですよ。温度センサーをつけて、どれくらいで結露がなくなるか見たら、だいたい50度くらい。毛布一枚かけてみたら、かなり候かがあがった」とのこと。

僕がいろいろみてきて、いちばん効率的だと思うのは、二重構造にして中にお湯をまわすこと。アメリカではみんなよく断熱材をチョキチョキ切ってまいていた。それだけでも相当違うはずだ。

ちょっともったいないと思ったのはグリセリン。現在は鶏糞を作る産廃業者へ売っているのだそうだが、お金がかかってしまう。ハウスもあるそうなのでグリセリンボイラーに使えたらいいのでは。

......などなど、情報交換していたら、あっという間に1時間がすぎていった。

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ハーブで楽しいランチ

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ランチに連れていってもらったのが、北広島町にあるハーブ「天意の里(あいのさと)ハーブガーデン」。
頂いたのは、とれたてのハーブと国産の豚肉を使った「ハーブランチ」。
「豚肉のパン粉にはイタリアンパセリとバジルが入っていて、それをオリーブで焼いています。サラダにはアルカネットというお花を添えています。無農薬だから食べて頂けるんですよ」と、オーナーさん。ちなみに花屋さんの花は食べられないそう。

さすがハーブ王国、どれもハーブの香りが新鮮でとても美味しかった。
みんなで時間を忘れて楽しいランチタイム。熱いメンバーが揃いにそろって、話は尽きない!

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じつはアルカネットは夏の花で終わりかけているのだが、秋の花がまだ咲いていないのだそうだ。「秋の花も咲いていないし、いつもなら今頃栗拾いができるのに、まだ青いんですよ」と。
ここでも、気候の異常な変化による影響が顕著に表れているようだ。

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講演の後は、芝生の上で、みんなにバスコファイブをお披露目。グルッと輪になってプラントの説明をした後、廃食油を注入してもらう。みんなかなりきれいな油をもってきてくれていた。

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数人の生徒さんに廃食油を入れてもらった後、生徒さんたちの熱烈なリクエストで、音楽の先生にも入れてもらう。さすが人気の先生、ノリノリでいい感じです

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美味しそうな匂いのする排気ガスを嗅いでもらったり。
「おおお〜!」「すごい!」と歓声があがり、みんな芝生にかがむようにしてごろごろと集まった。話だけではなくて、やはり実際のクルマをみて体験となって残ると、みんな目の色がかわる。いい顔をしていた!何を感じたか、みんなにもっと聞きたかったな。

最後には、生徒さんの代表ひとりを助手席に乗せて門を出ると、わぁーっと追いかけてきてくれる子供たちも。

皆さん、本当にどうもありがとう!
また会える日を楽しみにしているよ。


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今日は、北広島町立大朝小・中学校へ。
この学校では環境に視点をあてた学習を進めていて、地域住民や地元「NPO い〜ねOASA」の指導や支援のもと、環境に視点をあてた学習を進めている。
今回はその一貫の「こどもといっしょに環境を考える講演会」として、招待されたのだ。

「菜の花ネットワークプロジェクト」藤井絢子さん、淡路島の岡田さん、「NPOい〜ねOASA」保田さんやスタッフの皆さんと学校へと向かった。

校庭には一面きれいな芝生が敷かれていてビックリ! 「これで校庭で遊ぶ子供が増えたんですよ」と校長先生。最近は芝生を取り入れる学校が多いのだそうだ。小さな虫を狙って、ツバメ何羽もヒュンヒュン芝生の上を飛び回っていた。

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小学生90名、中学生90名。先生も含め、約200名が体育館に集まった。
世界一周のスライドトーク・映像に、はじめはきょとんとしたり、静かに真剣な眼差しで聞いていた子供たち。もうちょっと打ち解けたいなと思って、マイクを彼らに渡したり近寄って目を見て話をする。そしてこう聞いてみた。

「さ〜て質問です! 言葉もわからない、初めての国。現地の人に説明して廃食油をもらうには、どうしたらいい? みんなならどうする?」

みんなちょっと考えて「英語をしゃべれる人をさがす」「自分で天ぷらを作ってから、それを見本にする」「絵で説明する」 などなど答えてくれた。

「いいアイディアは、使わせてもらうよ〜」とやりとりしているうちに
子供たちの表情も、だんだんと和らいでくる。


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子供たちから出た質問は
「BDFはスタンドで買ったら1リットルいくら?」「この車の値段はいくら?」「地球一周でどれくらいお金がかかった?」など。

「油1リットルでどれくらい車は走れるの?」という質問に、僕はこう答えた。
「走る距離は、念力が通じるんだよ! 」と。その瞬間、どどっ笑いがおきた。そうだよね、けどそれはうそじゃないんだ。

「自分が苦労して作った燃料はとても大事で気持ちが入る。だから、目的地までたどり着けるように燃料を大切に走るし、届いてくれ〜と願う。そうすると、不思議に届くものなんだ。人間の想いがあるのとないのとでは、違うんだね。事実、目的地に入ったところでちょうど燃料が尽きたことが何度もあったんだよ......」と。

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講演の最後、保田さんは染みこむような温かい広島弁で、熱くみんなに問いかけた。
「......みんなにはチャレンジ!冒険!その精神をしっかり身をつけてほしい。山田さんが油をそれぞれの国でもらうじゃん?それは全部人と人の繋がりなんだ。ここにみんなが集まってお話できたのもその繋がりがあったからなんだ。みんな、これから社会人になって、自らひとつづつ何をしなきゃいけんかきづいてほしい。ひとりひとり自信もってやらにゃいけんよぅ!」と。


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ボラフェス2日目。今日はそれぞれ会場の違う分科会にわかれて講演・勉強していく。

僕らが講演をする会場は廿日市市にある「きなり村」。ここは未来型の循環型社会を目指す施設。農業や有機物の活用、バイオマスの研究開発をして、循環型社会はもちろん、都市と農村の融合を計ろうとしている場所なのだ。

ここで淡路島の岡田さん、「い〜ね大朝」の保田さん、そしてきなり村のオーナー川本さんと僕の4名で、順番に講演をさせて頂いた。


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環境立島・淡路島を代表して「自然を感じて大切にする。そういう人づくり、国づくりをしよう!」と岡田さんはいつものように熱弁をふるう。背筋がシャンとするようなパワーだ。
「みーんなで汗かいて、知恵だして。地域の絆を大切にせにゃいけん!」と語る保田さん、そして「都市のアウトプットから、農業のきなり村のインプットに変えていこう!」と川本さん。

それぞれの想いや取り組みを伝え合い、みんなの手で作りあげられた分科会は、温かくすばらしいものだった。

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「きなり」とは、昔の広島の方言で「自然のまま、気ままにゆったり」と「生成り・気成り・着成り」という意があるそうだ。
今より少し前、高度成長期を迎えた日本の中でも、70才をこえるおばあさんたちは「わたしら毎日、きな〜りきな〜りしとる」と言っていたそうだ。

きなり村では、日本ではめずらしいテーティチョークを栽培したり、燃料に利用するジャトロファを栽培したり、化学肥料を使用した稲としていない稲を比べたりと、様々な取り組みがされている。とくに珍しかったのが、上の写真、乾式の無排水型メタン発酵プラント。乾式のものは初めて見たので興味深かったな。

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広島で再会

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「全国ボランティアフェスティバルひろしま」のメイン会場は、原爆ドームから近く、平和記念講演の中にある広島国際会議場。到着すると、開会式がちょうど始まったところだった。
 じつはこのフェスティバルに、僕も親しくさせて頂いている「菜の花プロジェクトネットワーク」代表の藤井絢子さん、淡路島の岡田清隆さんも参加されていて、うれしい再会を果たすことができた。今日から3日間ご一緒させて頂く。楽しみだ!

 第一日目である今日は「民力による社会問題への挑戦」をテーマに、パネリストで藤井さんが登場。「菜の花プロジェクト」について力強く発信されていた。同じくパネリストである「NPO自殺対策支援センター ライフリンク」の清水さんと、それぞれの活動について、社会問題への取り組みや問題点、それぞれの共通項やシェアして学ぶところ......など、ディスカッションも非常に興味深かった。


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このボラフェスのテーマは「つながる民力 いかしあう民力」。

「ボランティア」と聞くと、皆さんどんなことをイメージするだろう?
日本では残念ながら "無料で働く" といったあまりプラスのイメージが浮かばないかたも多いかもしれない。
僕が世界一周した時に、助けてくれた多くの人々は、現地のボランティア団体や個人だった。そこで感じたのは、海外では"ボランティア"の認識がまったく違うということ。

ボランティア活動が様々に普及していて、皆さん生き生きと楽しんで活動している。周囲もその価値を認めている。そうして精神的な達成感と評価を得ることができる。

いっぽう日本ではボランティアの社会認識はまだまだ低い部分も見える。
淡路島の岡田さんはこう言う「自ら進んでやろうという意欲のもとに行動すること。それこそがボランティアと言うのです。決して無料で働くことではなく、もちろん働いてもらう側はそれに関わる必要経費は生まれて当たり前なんですよ」と。

原爆ドーム、資料館を見学。そして夜はキャンドルナイト。たくさんの願いが記されたキャンドルの塔が幻想的だった。


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また戻ってきます、北海道!

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さぁて、北海道から青森へ......じゃなくて!!
じつはなんと広島へ向かう。本来であれば、北海道から青森へ渡り、太平洋側を南下するのが日本一周のイメージルートなのだが、少し外れる。

なぜかというと、10月24〜25日に開催される「第19回全国ボランティアフェスティバルひろしま」に参加するため。僕はその分科会のひとつを担当する北広島町の「NPO い〜ねおおあさ 菜の花エコプロジェクト」から講演の招待を頂いているのだ。

NPOい〜ねおおあさ」の皆さんとは昨年12月に東京での僕の講演時にお会いし、「ぜひ広島の小学校にも来てほしい!」という熱いオファーを頂き、そしてこの広島のボラフェスでの分科会講演&小学校講演という形でコラボが実現したというわけだ。

そんなこんなで、ちょっぴりルートから外れて、北海道の小樽からフェリーで舞鶴にわたり、そこから広島へ。BDFや菜の花関係で親しくさせて頂いている方々ともお会いできる予定。楽しみだな〜。

イベント諸々が終わったら日本一周続行ルートに戻るべく、また北海道には戻ってきま〜す!

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札幌トヨタでオイル交換を。

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ここ「トヨタ北海道」は、学生さんが社会科見学もできるような施設が整っている。ぜひにとお願いして、僕も見せて頂くことに。
社員皆さんが運動できる体育館のような広いスペースに、トヨタ北海道の歴史や、担っている作業内容がわかるパネル、衝突実験した車体がそのまま間近で見られるクルマ、トランペットを吹くトヨタパートナーロボットくんまである。このロボットくん、あまりにトランペットが上手だから、録音なのでは!? と疑われるほどだそうだ。

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社内でもエコな取り組みがされている。下の写真の大きな銀色のハコのようなものは、食堂から出た生ゴミを肥料にするシステム。1日30〜40kg出る残飯を、この機械で24時間かけて肥料にして、会社の花壇に利用するのだそうだ。「このタイプの機械はメンテナンスフリーだから、とても便利でラクなんですよ!」とのこと。脱臭にはプラチナを使っているそう。

以前来たときに説明頂いた「雪冷房」。それを子供たちにわかりやすく説明できるのが、その下の写真のコレ!「雪冷房マシーン」。せっせと手作りしたそうだ。ゴミバケツに雪を入れて、小型の扇風機でその空気を出せば、ヒンヤリした空気が出てくるよ、というわけ。あとは目鼻をつけて、できあがり。これはかわいらしい! 子供たちにも人気なんじゃないかな。
工場の隣には「トヨタの森」があり、自由にお弁当を食べたり散策したりできる。約3000本の樹木に包まれた、とても気持ちのいい自然空間だ。


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あるひとつの会社&工場が、ものづくりや環境の学習の場であり、憩いの場でもある。これは地域の絆作りにとても大切なことなんじゃないかと思う。それぞれの取り組み、すばらしいですね。

トヨタ北海道の皆さん、本当にどうもありがとうございました。
またお会いする日まで!楽しみにしています。

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「食堂から出た油です、どうぞ!」
なんと廃食油をこんなに!ポリタンクでとっておいてくれたのだった。
しみじみ、ありがたいなぁ。
僕らが今日ギリギリ積める分、40リッターほどを頂いた。これでバスコファイブもお腹いっぱいだ。

さらに、こす作業もお手伝い頂いたのだった。油はとてもきれいで、カスもあまり出ない。きっと体に優しくて美味しいメニューに違いない!
皆さんどうもありがとうございました。


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北海道を周遊中のある日、一本のメールが届いた。「もう一度立ち寄って、講演をしませんか?」と。なんとうれしく光栄なメール。その送り主は「トヨタ北海道」の皆さんだった。

約2週間前のこと。北海道に入ってすぐ、苫小牧でいちばんはじめに立ち寄らせてもらったのが「トヨタ北海道」だった。僕はその後、北海道をグルリと時計回りに巡り、苫小牧へ戻ってきた。こうして再訪が実現することになった。

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広い会議室に、作業服に身を包んだ総勢60名もの社員皆さんが集まり、僕の話に熱心に耳を傾けてくれた。講演時間は1時間ほど。その後は、クルマを直接囲んで説明タイム。
その表情は真剣そのものだ。皆さんプラントをじっくり観察し、四方八方からぐるぐると見回しながら、立ち止まっては腕を組んで考えたり、写真を撮ったり。それぞれに楽しんで頂けたようでよかった。

講演は少し緊張したけれど、トヨタ北海道の皆さんと時間を共有できるすばらしい時間だったな。バスコファイブの車体は「ランドクルーザー100」。お聞き頂いていた皆さんの中にも、きっとこの車に乗っていらっしゃる方もいるのではないかな!?

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北海道・もうすぐ南端・・・

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生まれ故郷、帯広で

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「十勝バス」では車両で廃油を集めているという。しかも全車両で! そんな話は全国でも聞いたことがない。がぜん興味がわいてきて伺ってみると......ほんとうだった。

車両の前側、全車両の降口にいちばん近いイスにBOXがこんなふうに置かれていて、廃油を収集している。バスに乗らなくても扉から入って廃油だけ置くことも可能なのだそうだ。廃油は回収されて「(株)エコERC」でBDFに精製される。

路線車は全98台、うち4台はB5で走っているが、冬期に入る11〜5月までは軽油に切り替える。オイル交換の頻度はガソリン車よりも早く、2か月に1度は行うそうだ。

イエローの十勝バスは、鮮やかな菜の花カラーのようだった。
廃油をお出掛けついでにバスにもっていく。便利だしそんな体験も何だかおもしろいですよね!


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日高山脈を臨む すてきな家

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バイオエタノール工場を見学

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あれれ!? なんだか海外に来たみたい!?

いえいえ、ここはまだ北海道・豊頃町にあるBDFファクトリー「(株)エコERC」です。

じつは豊頃町はカナダのサマーランド市と国際姉妹都市。ちょうどこの日はサマーランド市からのゲストがBDFファクトリーを見学に来るそうで、グッドタイミングなので、バスコファイブも展示して見て頂くことになったのだ。


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サマーランド市からの訪問団は、市長や市議、中高生など総勢16名。ジャニス・ペリーノ市長(大写真中央)をはじめ、みんな身を乗り出してバスコファイブを前から後からぐるぐると見学。
「プラント制作にかかった金額は?」 「どうやって寝泊まりしているの?」 「精製にかかる時間は?」 など質問が飛び交う中、ジャニス・ペリーノ市長自ら廃油を注いで頂いた。

最後には「ぜひともカナダのサマーランドにいらして! 寝泊まりするところも全部用意するワ!」と熱いオファーも。思いがけず国際交流ができてうれしい出来事だった。
サマーランドは、カナダの西南方、オカナガン州にある市。いつかチャンスがあったらまた皆さんとバスコファイブと共に再会できたらいいな。

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僕が帯広の為広正彦さんに初めて会ったのは、2006年にバイオディーゼル燃料100%で日本縦断したプロジェクト「バイオディーゼルチャレンジ」の時。宗谷岬からスタートして、最初のBDFを供給したのが帯広市に住む為広さんのところだったのだ。当時更別企業で独自に開発したプラントで1ヶ月あたり8000リットルを精製していた。

久しぶりにお会いしてみると、すごいことになっていた。為広さんの運営する「バイオディーゼル・ファクトリー」はプラント施設、生産量ともに道内最大規模のBDF精製工場となっていた。その名も「(株)エコERC」。その社長として自ら縦横無尽に奮闘するのが為広さんだ。その凛々しい素顔は、オバマさんにそっくり!


配管などの設備管理などを手がける為広さん。その勉強熱心な姿勢と粘り強い行動力が実を結び、今ではなんと、道内一の大施設を構える。こうして道内のBDF精製事情を引っ張るどころか、全国からも視察者が後を絶たないほどだ。


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この施設が完成したのは、平成20年度。施設は大きく「なたね油館」と「バイオディーゼル館」があり、前者では北海道産なたね100%のピュアオイル「エコリーナ」を生産。後者では廃油からBDFを精製している。
「21年度には450キロリッター、今年度はおそらく800キロリッターを精製できると思いますよ。廃油回収は全道219箇所で。さらに全道で500台走る生協の配達車"トドック"で回収しています」と為広さん。

今では誰もがうなずく"トドック"と連携した回収アイディアだが、周囲を説得し、実現するのに、じつに3年半の年月がかかったのだそうだ。

BDF精製プラントは、インラインミキシング方式で連続反応ができる仕組み。あちらこちらに為広さんのアイディアが組み込まれ、外にある貯蔵タンクでは、冬には自然のままの寒い外気を利用して、寒冷地に強いBDFを抽出している。

道内はさることながら、日本のBDF精製事業をリードするファクトリーといえる。いやはや豊頃のオバマさんもすごい!

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トドック de とどっく〜!

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急ぎ足で釧路から帯広へと向かう。が、釧路でどうしてもお会いしたい方がもう一人いたので、連絡して立ち寄らせてもらった。「みんたら」という道東のフィールドガイドを行っているヒゲさんご夫妻。
お宅に伺うと、家の前にカヌーをのせたバンが。これにBDFを入れて、ゲストと共に川やフィールドに向かうのだろうな。

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「どうもこんにちは〜」と初対面の挨拶も早々に、もう一台の車が後にやってきた。なんと釧路の「まるいしバイオワークス」の奥さまが、BDFを届けにやってきたところだった。じつはまるいしバイオワークスは、BDFを精製している会社で僕が立ち寄るはずだったのが、今日はお忙しいということで残念ながらおうかがいできなかった。さきほど立ち寄らせてもらった「とうろの宿」の小川さんも、ここからBDFを購入しているのだ。
なんというタイミング!! ということで、皆さんと外で話しをしながらバスコファイブを見て頂くことになった。


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「みんたら」のヒゲさんと奥様は、お二人とも九州の出身。BDFは「ぜひ使ってみて!」という「まるいし」さんからのお声かけがきっかけだったのだそうだ。

「道東の自然はすばらしいよ。明日の午前中なら案内するのに。今もすごくいい時期だよ〜。僕はね、1時間と少しのコースを、ゆったり3時間かけて回りますから」とヒゲさん。そしてニコニコ楽しそうに笑う奥様。
うーん、ぜひフィールドにご一緒したかったのだけれど、今回は残念! 先を急がなければならないので、いつかまた改めておうかがいしたいものだ。

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B&Bのドームハウス とうろの宿

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釧路湿原のある一軒のお宿「とうろの宿」を訪ねた。
じつはこちらの宿では乗用車にバイオディーゼル燃料を使用しているという。調べてみると、そのお宿はすてきなドームハウス型。とっても興味がわいてきてしまったのだった。

たずねてみると、天体観測所のようなドームハウスが小山の斜面に立っていた。オーナーは小川さんご夫妻とチワワのCOCOちゃん。なんとこのドームハウス、できるところはご自身で家造りもしながら仕上げたのだそうだ。現在、お隣にもうひとつドームハウスを増築中。「クレーンはなるべく使わないで、材料は手であげたんです。ドームハウスは風に強いんですよ」と小川さん。傾斜をうまく利用して3階だてに。中はホワイトと木目を生かした明るいつくりでとてもすてきなのだ。

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お持ちのクルマはトヨタのランドクルーザー70とランドローバーのディスカバリー。どちらも釧路から購入したバイオディーゼル燃料100%で走らせている。「使ってまったく問題はないですよ。ただ冬は固まるので使えませんけれど」と小川さん。カヌーがどっかりと積まれたランクルはめちゃくちゃかっこいい。ディスカバリーは奥様が使われているのだそう。

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「僕は自分のもっているクルマを捨てたくないんです。同じクルマに乗るなら空気に配慮できたほうがいいでしょう。だからBDF使っているんですよ」とても勉強熱心な小川さん。近年のエコカー制度について、ディーゼル規制に関してなどなど、実際にご自身が体験し、使っているからこそ感じる率直な意見を聞くことができた。
ご自身は北海道認定アウトドア資格をもっていて、カヌーツアーも行っているそうだ。「この釧路湿原の環境は本当に環境が危機的状況です。どうして危機的なのか、またどうして大切なのか。湿原を知ってもらいたいなと思うんです」と小川さん。

別れ際「僕、ベースもやってるんですよ」と仰っていたので、別れてからインターネットでみてみると......あれま、とっても活躍されている有名なミュージシャンのお方でびっくり!

小川さんご夫妻、COCOちゃん、どうもありがとうございました。今度はぜひ宿泊をと思っています!

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美幌峠から屈斜路湖

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ン十年ぶりの北見。そして母校

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北見でもBDF KIFを訪ねる

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あのぅ、何釣ってるんですか?

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朝8時30分。コムケ国際キャンプ場を出る。ダートを少し走ると、海岸へ出た。おっ、釣り人発見。みんな竿を5本6本と砂浜にさして、じーっと待って様子。なにが釣れるんだろ?「すみませ〜ん、あのぅ、何釣ってるんですか?」

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「アキアジだよ」「アジですか?」と、砂を掘り返しはじめた。なんと、シャケが出てきた〜!

今の時期、冬の遡上前のシャケが海岸で回遊をしている。海水から淡水へ変わるのでここで体を慣らし、自分の育った川を見つけ出して遡上していくのだ。それをアジアジと言うのだ。おじさんが釣ったシャケは2匹。大きくてあごがいかついほうがオスで、小さいほうがメス。メスは卵をお腹に抱えている。「メスは卵に栄養をとられているから、そんなに味は特別よくないですよ。オスもそう。でもスジコとシラコは美味しいよ〜」とおじさんはニコッと笑った。

それにしても立派なシャケだなあ。このフィッシングは"投げ釣り"というのだそう。餌はサンマの切り身やソウダガツオ。それを糸の先につけてなげて、竿を砂浜にさしてまつ。竿のてっぺんにつけてある鈴が鳴ったら、かかった合図だ。「朝5時から釣って2匹。隣の人は6匹釣ってたよ。どれくらい釣れるかはわかんないよね、運だから」

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僕はあまり釣りはしたことなかったんだけど、釣れるもよし、釣れないのもよし。こうして一人で海と向き合う時間って、とってもいい時間だな。ヒーリングにもなるんじゃないかな。
シャケの体は赤っぽかった。シャケの餌であるオキアミの色なのだそうだ。彼らはいったいどうやって自分の生まれた川がわかるのだろうか。
これからシャケたちは遡上してそのまま命をバーンアウトさせて死んでいく。

冬はもうすぐそこだ。

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日本最北端・宗谷岬に到着!

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2010年9月19日

日暮れ直前、日本の北端・宗谷岬に到着した。

空が暗くなり始め、太陽が赤オレンジ色を帯びてきた。真っ暗になる前にと、急いで塔の見える位置にクルマをとめて、三脚と取り出して写真を撮った。その数分後、真っ赤な夕陽が水平線に落ちていった。日本最北から見るオホーツク海はとても穏やかだった。

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やっと宗谷岬に立てた。
"やっと"という思いと同時に、4年前のことが蘇った。

じつは4年前の2006年にもこの場所に立っている。
そのときは「BDFで日本縦断テスト」の出発地点に、宗谷岬を選んだのだった。

当時の僕は、まさかBDFを自分で作って世界一周するなんて思ってもみなかったし、BDFの作り方さえもろくにわかっていなかった。
BDFのことを知りたいと思っても、いいと言う人もいれば否定的な声もあって、結局は使ってみないとわからない。それなら自分で入れて走ってみようと。そんな思いを胸に、宗谷岬をスタートしていた。

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当時はまだBDFプラントを搭載していたわけではなく、各地域でBDFを精製されている方たちからBDFを分けていただくという方法で縦断を試みた。

それからというもの、BDFを使ってダカールラリーに参戦したり、このバスコファイブを作り世界一周もした。現在は日本一周の最中にいる。
4年という歳月の間に、BDFにまつわる技術も環境も刻々と代わっていった。
その間、世界中のプラントを見ることができた。人知れず、自分の考えた方法でエネルギーを作っている人もたくさんいらっしゃった。数え切れないほどの温かい支援を受けて、それぞれ技術を磨く様から学ばせて頂いた。

今日この宗谷岬に立つことは、もう一度、4年前のこと、4年の間にあったことを思い出し、感慨深い時間を持つことになりました。
これから何をしていきたいのか、地球のために何ができるのか。
初心に返り、まずは日本一周の残りの旅路をしっかりと走りたいと思う。

東京を出発して1年半。やっと日本一周のゴールが見えてきたようだ。
皆さん、これからも応援をよろしくお願いします!

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最北端の風車

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日本の北端はもうすぐそこ。陽も暮れるゾ......

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オロロンライン

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名寄市でBDF (株)とみなが

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斉藤牧場にやってきた

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札幌講演@ちえりあ

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3日間続いた札幌講演での最終日、今日は市内の会議スペース・ちえりあで行った。
平日の夜だったけれど、なんと40人もの方々にお集まり頂いた。小学校低学年くらいのお子さんから、僕の親類や友人皆さんまで、様々な世代の皆さん。しらばくぶりに会った近くに住むバイク仲間や、学生の頃に僕がアシスタンで勉強をさせて頂いていた写真家の清水さん。懐かしい方々との再会も、本当にうれしいものだった。

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後半には「どこの国がいちばん印象深かった?」「いちばん大変だったところはどこでしたか?」などなど質問をもらいながら、最後にはみんなに僕から質問。
「次に世界一周するときには、いっしょに行きたいひと〜!」っ聞くと、「は〜い」とけっこうな人数の手があがった。どちらかというと女性のほうが多かったゾ。うーん、世界中どこへ行っても感じることだけど、やっぱり女性のほうがパワフルだな〜(笑)

次に「バイオディーゼル燃料を車に入れたことがあるひと!」と聞くと、一人だけ手をあげた。さすがに一般に入れている方はいないようだ。じつはその一人は僕の知人である元バイクショップのオーナー。参加者からの質問など、反応がよかったこともあり、あっという間の2時間、僕もとても楽しんでトークできたすてきな時間だった。

来て頂いた皆さん、手伝ってくれた親類や友人みんな、そして「にぱぱハウス」からかけつけてヘルプしてくれた矢内さん、皆さん本当にありがとうございました。

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北海道新聞の取材

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みんたる @ 札幌でトークショー

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今日の講演は札幌市内にある「みんたる」というフェアトレード&カフェショップ。お店から出て迎えてくれたのは、笑顔がぴか〜んと光るような元気のいい女性。みんたるをきりもりする和田さんだ。扉を開けると民族ものなどフェアトレード雑貨&食材がぎっしり。ワクワクするようなあったかいような、い〜い感じの店内に椅子を並べて、トークをさせて頂く。

今日来て頂いたお客さんは約20名。スライドショーの後半には、うちとけてきたようで「あはは、そうなんだ〜」「これって......こういうことなの!?」......などと会話のキャッチボールをするように質問も頂いた。昨日に続いてこのみんたるも、とってもアットホーム。皆さんと距離が近いのってやっぱりいいですね。

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何人かの方には廃油をもってきて頂いたので、直接注いでもらう。ペットボトルではなく、一升瓶に入った油も。バイオディーゼル燃料じゃなくて......密造酒ができちゃいそう(笑)
その後は吉田さんの料理を囲んで、みんなで食べて飲んで笑って......の交流会。アジアンのようなアフリカンのような、無国籍の料理をとても美味しく頂いた。
ここには、夜中の0時を過ぎてもふらりと誰かがやってくる。「今日は誰が来ているかな」「ただいま〜」とみんなが帰ってくる感じで。ここはそんなお店なのだ。
結局おひらきになったのは夜中2時近く! 話すと個性あふれる方ばかりで、とってもおもしろい。ついつい遅くなってしまった。

みんたるさん、来て頂いた皆さん、すてきな時間をどうもありがとう!
また札幌でお会いできるといいなと思います。

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札幌市役所を訪問

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ここ、札幌市内でも4年ほど前から廃油の回収とBDFによる再利用が積極的に行われている。その実態を知りたくて市役所にご連絡したところ、さっそくお会いしていただけることになった。
職員の皆さんを訪ねると、バスコファイブも見たい!と言っていただき、わざわざ駐車場まで出向き、さらに廃油2リッターも注いで頂けることになった。なんとうれしい!!

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札幌市は循環型社会の実現にむけて、市民、事業者、札幌市の3者協働で目標を実現していこうという"スリムネット"を平成17年に立ち上げ、その中の事業のひとつとして、廃油の再利用も行っているのだ。
行政が市内のレストランやスーパー、消防署などに回収場所の設置や支援を行い、事業者の中のゴミ回収業者が、資源ゴミ回収ルートにおいて廃油も回収する。それを民間企業がBDF精製し、市で利用するパッカー車へ使用する。
市内にある約100台のパッカー車のうち、21台に夏の期間のみB100を使用しているそうだ。
「集めた廃油の1円/リッターを環境活動に寄付しています。そうしたら拠点がグンと増えたんです」とごみ減量推進課の西内さん。
平成18年の10月にスタートした頃は9か所だった回収拠点が、18年度が終わる頃には「42か所、廃油量5,024リッター/年」に。そして21年度は「279か所97,810リッター/年」にまで伸びたそうだ。


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環境都市推進部・環境計画課の西野さん、西岡さんにもお話を聞くことができた。
「札幌の大きな特徴はやはり"冬の暖房"です。北海道は森林資源がありますから、木質バイオマスの燃料を使ったボイラーやペレットストーブも積極的に使ってくださいね、熱効率のいい給湯器や暖房機器を使いませんか、という取り組みを一昨年から初めています」とのこと。
ペレットストーブはある程度の値段もするしストック容量も必要なので、その点では一般家庭での流通はなかなか難しい。そこで、モニター試用できたり、一部助成金も行っているという。

冷暖房は、従来のように建物別にばらばら行うよりも、地域で熱供給したほうが省エネになる。ここ札幌の都心部では、木質チップを一部使用するボイラーを使い、ある一区画の熱源とする実験を行っているという。これでエネルギー使用料を約10%ほど落とすことができるそうだ。

そして今年度いっぱいまでかけて大規模開発を行っているのが、駅周辺の地下街。主に天然ガスから複数のエネルギーをつくり出すシステムをもつ3つのエネルギーセンターで冷暖房をまかなう。歩行空間の下、地下鉄と平行に熱導管ピットをはわせて、そこで気温を調整する。都市再生の意味でも期待されるプロジェクトなのだそう。

北海道のすばらしい大自然。そこから生まれるリサイクル資源を生かして、都市エネルギーをつくり出す。取り組みはまだまだ進化していくはずだ。次に来るときは、地下街も完成しているはずだ、今度来るのが楽しみだ。


■お世話になった方:札幌市環境局ごみ減量推進課の皆さん、環境局環境計画課の皆さん

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にぱぱハウス de 楽しい時間

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今日は、昨日からお世話になっている札幌のコミュニティシェアハウス 「にぱぱハウス」でトーク。「にぱぱハウス」は一軒家そのままのお家スタイルなので、とっても雰囲気が柔らかい。堅苦しいものではなく、みんなで集まってご飯でも食べながらお話ししよう〜といった感じで! 矢内さんご夫妻、ゲスト2名にお越し頂き、ご飯を食べながらアットホームにお話しをさせて頂いた。

皆さんにご用意頂いた今日のメニューは......ななんと、トマト鍋!お野菜の種類も量もたっぷりで、スープがまた美味しいこと。最後はチーズおじやで2倍楽しめる。ほかほか鍋を皆でつつくのって、北海道らしくていいな。

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じつはこのハウスのオーナー・矢内さん、BDFを作っていたことがあるという。「中華料理屋さんに油が多いと思うでしょ!? でも意外なんだけど油はあまり出ない。じつはそば屋とスープカレー屋さんが多いんだよ......」と。なるほど〜さすが油事情にもとっても詳しい。
「同じBDFを、年式も車種も同じ2台の車に入れたんですけど、なぜか片方の車の調子が悪くなることがあって。でも軽油を入れると問題ない。なんででしょう?」と矢内さん。
同じ車種でも車の状態も千差万別、BDFも同一のものが毎回できるわけじゃないので、なかなか判別ができないし、BDFの質も成分検査をしないことには、見た目ではわからない。そういったことも現実にあるのだ。

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他にも「汚い油でも大丈夫なの?」「砂漠の真ん中で何かあったらどうしようとか思わない?」とかいろんな質問が出る。
今日のお題目は「ピンチはチャンス」というような内容だったのだけれど、その場のインスピレーションで自由に話をさせて頂いた。20歳の頃からただバイクで走りたくて旅をしていたこと、インディアンのこと、僕が自分で体験してきたセラピーのこと、今のバイオディーゼルカーのこと......などなど、映像やスライドを交えながら。

とくに今日ピンと感じて出てきたお話は、「誰かに見守られて死を迎える、或いは死を見守る」ということ。それに通じるチベット仏教の話や、生死を迎えるその瞬間に寄り添うということについて少しトーク。それは僕が世界を旅してきて、様々なセラピーをうけたり、先住民たちから知恵として教えて頂いたものでもある。こういったお話はなかなかする機会はないのだけれど、皆さんに熱心に聞いて頂き、会話のキャッチボールができたことは本当にうれしかった。

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実際にクルマを見てもらうと、女性のゲストさんからは「メカはよくわからないのだけれど、超っ楽しかった!!」「少人数だったので超アリーナって感じ!」と、とても喜んで頂けて僕も本当にうれしいな。

また皆さんと会える日がくるといいな。
ゲストのお二人、そして矢内さんご夫妻。すてきな時間と美味しいお料理をどうもありがとうございました!

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せっせと燃料作り

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札幌の「にぱぱハウス」に到着。

ここ「にぱぱハウス」は矢内さんご夫妻が昨年オープンした「コミュニティシェアハウス」で、地域の人々が世代を超えて集まることのできる一軒家。ミーティングやスライドショー、交流会、ライブ、何かの教室などなど使い方はさまざまなのだそう。「××やってみたいな」と思ったことをみんなで実現したり、学んだり、シェアしていく。そうしてたくさんの出会いを生み出していく。そんなすてきな一軒家なのだ。

"にぱぱ"の意味ってなんだろう?   それは......
「にっと笑って、ぱっとひらめいて、ぱっと行動にうつす」

奥さまが作ったキャラクターの "にぱぱちゃん" からネーミングしたそう。
かわいらしくてすてきな名前ですよね!

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今日は矢内さんご夫妻がお野菜たっぷりのチーズフォンデュをご馳走してくれた。トマトやじゃがいも、タマネギは、ご夫妻が裏の畑でとってきてくれたもの。その味の美味しかったこと!
初対面とは思えないほど、親近感を感じるお二人。僕らはその灯りのともったにぱぱハウスで、たくさん語り合った。明日はここで講演をさせて頂く予定だ。どんな人々と出会うのだろう。楽しみだな。

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1年ぶりに「北清企業」へ

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今日は札幌にある「北清企業」へ向かう。
こちらは産業廃棄物の収集や運搬などを行う会社で2005年からBDFを作っている。僕が初めて訪ねたのは2006年。バイオディーゼルで日本縦断をしていたときで、それ以来お付き合いを頂いている。BDF事業に関してすばらしい理念と情熱をもって取り組まれていて、お会いするといつも清々しい気持ちにさせてくれるのだ。

札幌に到着したのでご挨拶に連絡をしたところ、お時間を割いて頂き、さらに燃料も快くサポートして頂けるとのこと。......じつは僕らは札幌での講演のため、東北から急いで道内に入っていた。そんなこんなで、すでに予備燃料も尽きてしまいそうな緊急事態だったのだ......「応援していますよ、僕らができることを協力させて頂きます」と大嶋社長。ほんとうにありがたい。

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北清企業がBDFを取り組んでもう7〜8年が経つ。
ここ北海道の冬は厳しい。近年ではそれをひとつのテーマに「氷らないBDFを作ろう」という実験を、道立の試験場と共に行ってきたという。
「BDFを、氷らせて溶かして...を繰り返すと、溶けない部分がでる。それにさらに精製を繰り返していくと、マイナス外気にも耐えられる燃料になります。今年の冬に行った実験では、マイナス30度で使える燃料になりました」
実際に車体を使った実験で、マイナス20度でもまったく問題はなかったという。作れる技術は実証した。現在はどれくらいやればマイナス何度まで耐えうるか、使える燃料としてどこまでできるかという次のステージを研究中なのだそうだ。

「寒さ」という問題に、BDFに関わるほとんどの人々が頭を抱えている。
僕もシベリアを抜けたときは、マイナス40度まで大丈夫だと言われる、実験段階の流動点降下剤を使用したし、車を止めればすべてが氷ってしまう民家もないところは、不眠で運転し続けた。
日本ではとくに北海道ではその壁は厚いが、まだ一般では難しいにせよ、技術がここまできたのだ。すばらしい研究と成果だと思う。


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大嶋社長は続ける。

「BDFの売り上げの大小ではなくて、子供たちの家庭からも出てくる廃油でひとつの循環の輪に携わることができたり、環境教育にもなりバトンを次に渡していくことができる。そういった次世代につなぐことができる活動ができている。やり続けてきて本当によかったなと思っているんです」
「例えばひとつの川でも、真っ直ぐな川はありません。うねったり蛇行して生態系が保たれていますよね。今はまさに川ひとつでも、あえて蛇行する川を作るような時です。モノを作り、モノを大切にしてきた時代に、プラス、少し違うバージョンというように。原点回帰するような時代だと思うんです。......そしてチェンジの時代。そこでバランスをもった人間、リーダーが出てくるとすごくおもしろいなと思うんです」

何を目指して、どう他者と差別化していくのか。何を大切に想うのか。
しっかりとした理念をもって強い根をはり、スキルアップの枝を着実に伸ばしていく。
僕も北清企業さんの取り組みを、心から応援したいと思う。

大嶋社長、今村さん、北清企業の皆さん、いつも温かいご声援とご協力を頂き、ありがとうございます。また次にお会いできる日を楽しみにしています。

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Go SAPPORO ......

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二風谷 レラさん宅にて

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今日も晴れ。レラさんはこの日も朝から出発されるということで、その前に少しだけお話をすることができた。やはりお会いできてよかった。隣町のお土産物屋さんへも行きたかったのだけれど、燃料がなくて残念。ここでお見送りをすることに。「南へ行くんでしょう? マンゴの芽が出たから、もってってどこかに植えてきて!」とレラさん。そんなわけで小さな小さなマンゴの苗木を頂いた。

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午前中はレラさん宅で、薪割りと薪並べをお手伝いする。教えてもらいながら、パカンと割る。まっぷたつに割れると気持ちがいい。コツを覚えると力もいらないそうだ。かなりの量が積み上がったなあと思ったら、家族や旅人も多いから、これでもまだまだ足りないとのこと。

油を頂いたので、皆さんに注いでもらうことに。
じつはここに滞在している旅人の二人は、なんとクマの皮をここでなめしているのだという。今年の「アイヌモシリ1万年祭」で、ある方が銃で撃たれて沢で亡くなったクマを鎮魂のために運んできた。そのクマの皮をゆずりうけたのだそうだ。
クマの皮は紐で伸ばし、天日干しにして乾かしている。
そのクマをバックに油を注いでもらって......パシャリ。さらに鹿の毛皮を乗せて、アイヌのすばらしい刺繍も飾ってくれて......はい、にっこり笑って......パシャリ。これは今までにはないすばらしい野生的シチュエーションだ。

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今日は札幌へ戻らなければならない。もう少しゆっくりできたらよかったな、残念だけれど昼頃出発することに。「また来てね〜」と大きく手をふって見送ってくれた。
皆さん、どうもありがとう。またお伺いさせてください!

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再び苫小牧高専へ

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苫小牧工業高等専門学校で応用数学の先生をしている中野くんは、僕の同級生。彼が務めるこの学校で講演するのは昨年に引き続いて2度目だ。
「苫小牧高専」とは正式には「苫小牧工業高等専門学校」の略、僕もついこの間まで知らなかったのだが高専は高校ではない。「高校3年間+短大2年間」に相当するので,卒業すると短大卒に匹敵する。さらに2年間の専攻科も加えると「高校+大学」相当なるのだそうだ。

僕は中学時代当時、北見に住んでいた。彼は仲のよかった友達の1人。よく一緒に学校に通ったものだ。その後世界に飛び出して音信不通だった僕を、中野くんが新聞で見つけ出し、連絡をくれたのだ。そうして昨年、約30年ぶりの再会を果たしたのだった。

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「おお〜久しぶり〜!」中野くんは去年と変わらない。元気そうでよかった。
訪ねるのは1年ぶりだけど、校舎がきれいになったな〜。

この講演のお題目は、世界一周報告とはちょっと嗜好を変えて、「ピンチがチャンス」なんだということを自分の経験からそんな話を盛り込んでみた。それから夢を持った時、それを目指して実現していくことについての話。思春期を迎えた若い彼らに、何か少しでも元気や活路やヒントを見いだしてもらえたらな〜なんて思ってやってみた。目を輝かせていた生徒もいたので、なにか役に立ってくれるといいのだが。

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集ってくれた中には昨年に引き続き2年連続で聞きに来てくれた生徒さんもいた。廃油を生徒さんや先生に注いでもらい、匂いをかいでもらうと「揚げ物の匂い!」と驚いていた。

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講演が終わると、中野くんの奥様とお嬢さんがサプライズで来ていた。なんとうれしいなあ!
さっそく夕食を一緒に食べようと、"カウベル"という有名な焼き肉のお店へ連れて行ってくれる。場所は本当にへんぴなところにあり、旅行者が見つけるのは絶対に不可能な場所にあった。しかし、知る人ぞ知るこの"カウベル"は、白老牛を扱っている。美味しい焼き肉をじゅうじゅう焼いて、お腹いっぱいご馳走になってしまった。トロケルような柔らかい肉はうまい!明るくて優しい中野のご家族にお会いできて、とても朗らかな気持ちになった。

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学校の行き帰りに、中野くんと相対性理論のこと、宇宙のことについて、ずいぶん語りあったものだ。それがおよそ40年後このような形で再開するとは、面白いものだ(笑)。昨年に引き続き、奇跡の再会に感謝!

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トヨタ自動車北海道(株)を訪問

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2010年9月10日。晴れ、28度。一昨日から秋らしく寒くなった北海道だが、今日はまだまだ暑い。

朝から苫小牧にある「トヨタ自動車北海道(株)」へ向かう。僕の友人の務める高専がご縁で訪問をさせて頂けることになったのだ。

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10時。トヨタ北海道の広い敷地内にある「ものづくり技術センター」の一室で、僕のプロジェクトについて、少しお話をさせて頂いた。
こちらの会社は、トヨタのマークの下に「HOKKAIDO」と書かれたマークがエンブレム。主に、トヨタのクルマのユニットを組み立てている工場で、トランスミッションやトランスファーを作っているのだそうだ。トヨタ自動車の中でも日本有数の規模を誇り、広大な敷地で作られたユニットは海外各地へも送られている。敷地内にはなんと、学生の社会科見学ができる施設や、トヨタの森もあるのだ。

品質・技術部門の今井さん、山地さん、技術部・環境技術課の鈴木さん、長尾さんにお時間を頂き、僕のプロジェクトがどういうものか、バスコファイブの仕組み、世界での旅の模様を説明させて頂く。

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世界一周の写真ファイルを見て頂くと......「あっ、キヨ寿司だ!」と鈴木さん。
キヨ寿司はカナダにあるお寿司屋さん。僕がカナダに入って間もなく20リッターほど廃食油をわけて頂いた思い出に残っているお店。それがどうして......!?
「じつはバンクーバーに3年半赴任していたんです。キヨ寿司はとても美味しくて、よく行ったんですよ、いや〜なつかしい!」と鈴木さんは何度もキヨ寿司の写真を見返した。こんなふうにつながるとは、いやはやうれしいなあ。

「廃食油95%から燃料ができるとすれば何リッター?」「燃料系統のデリバリー段階での問題は?」「バイオディーゼル燃料は、雑草でも作れるのか?」「油の収集はどうやって?」......などなど、ご質問頂いた内容はクルマやプラントの細部から、旅の模様まで多岐に及んだ。
その後、実際にバスコファイブを見て頂く。排気ガスの匂いを嗅いでもらうと「おお、天ぷら! 居心地いい感じだね」と笑顔がこぼれた。

「じつは昔、ここの社員食堂から年に2000リッターほど油が出ていたので、石けん作りやBDF精製にも協力をしていたことがあるんです。近くの工業高校の先生がとても熱心で、BDF精製機があったんです。高校生の勉強のためにもなりますし、そちらに提供していたんですよ」と長尾さん。
現在では食堂から油もあまり出なくなり、その先生もおられなくなったためとくにそのような取り組みはここではされていないが、近くのお弁当屋さんではBDFを使用しているとか。

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ここトヨタ北海道では、環境対策として、「雪冷房」を行っているそうなので、実際に見せて頂くことに。冬から3月までに降った雪を除雪して山のように積んでおき、4〜6月はその上に藁などをのせて保存しておく。7〜8月にはその雪融け水をくみ上げて空気を冷やし、機器組み立てを行う工場内の冷房に使用する、というものだ。
「4〜6月の保存期には2〜3割減りますが、ここに約500トンの雪を集めて利用しました」とのこと。聞けば、例えば除雪費用に札幌では120〜130億の費用がかかっているという。
こういった 「除雪してどこかに捨ててしまうなら、集めて利用しよう」という雪のエネルギー利用は、洞爺湖サミットでも話題になったが、室蘭工業大学のある教授が第一人者。米や野菜の保存、コンピュータ熱を冷やすためなどにも使われているそう。
これはすばらしい、ぜひ調べてみたいと思う。

今井さん、長尾さん、鈴木さん、山地さん、お会いできましたこと、とてもうれしく思います。お忙しい中ありがとうございました。

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大沼のやさしい朝

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いよいよ北海道へ!

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青森・山内丸山遺跡

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えっさえっさと登り初めて1時間をこえた。ところどころぬかるみがあり、それをさけながらまだまだ進んでいく。
「さぁ、ここから僕は後からついていきますから、どうぞ先頭で歩いてください」と米澤さん。

歩き出すと、目の前には美しいブナの林が。葉っぱのカーテンが太陽光を透過して、美しいグリーン色に輝いている。不思議とブナの森はとても優しく感じられる。

ところどころ老木を見るが、大きなブナはいない。標高の?いほうが雪も風も勢いは厳しく、その厳しい分だけ太くならないのだそうだ。核心地域もそんなに太い木があるわけではないという。

「さぁ、あともう少しですよ!」米澤さんに声をかけられ、ブナの森を登っていく......と、あっ! 目の前に1本の老木が表れた。

これが"ファザーツリー"だ。

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山道沿いの斜面ギリギリに立つ巨木。でこぼこした木肌は深い緑色をした地衣類に覆われ、根っこを毛細血管のように山道まではわせている。

亀裂の中をよく見ると、腐ってしまったのか、子供ひとりは入れそうなほどの空洞になって土がたまっていた。それでもなお力強く枝と葉を広げて、しっかりと生きている。
「この老木はもうこれ以上太くはなれないでしょう。私は冬をこえていちばん始めに山に入るときは、いつもこのファザーツリーに会いにくるんです。あぁ今年もたってた、よかったなって」

この場所の守り神であろうファザーツリーに感謝と敬意の祈りを捧げ、さらに歩いていく。
その先の尾根にあるブナの森がまたすばらしい森だった。その場所は米澤さんもとても好きな場所なのだそうだ。

ブナの森。ここに来て人それぞれ感じるものは違うだろうが、私たちも自然の一部。人間の遺伝子には森を気持ちいいと思ったり、森を感じたいという本能があるのだという。
大人はもちろん、一人でも多くの子供たちにこの森を体験させてあげられれば、地球の未来はもっと自然と共存できる方向へシフトし、豊かなものになっていくのではないかな。

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津軽峠に車をとめて、"マザーツリー"を見る。まだ斜面を登る前で、たくさんの植物のことを教えてもらう。ヘーゼルナッツの仲間のツノハシバミや、殺菌作用のあるホウノキ、新芽の美味しいハリギリ、染料や胃腸薬になるキハダ......わずか100mほどの間に、食べ物や薬など人にも役立つものがこんなにもたくさんあったとは。この自然の恵みも、当然知らなければ通り過ぎてしまうだけ。米澤さんの教えてくれることがすべて楽しくて、目からウロコなことばかりだ。

そこから"高倉の森"への山道に入る。30分ほど歩いていくと、"世界遺産地域"の小さな看板。ここから先が世界遺産なのだそうだ。薄緑の部分は緩衝地域、濃緑の部分は核心地域。僕らは今その世界遺産区域の隅っこにいる。

わずか数十年前までは、マタギたちはこの森に入り、冬にはクマ獲りやキノコ、山菜を採り暮らしていた。1993年からは世界遺産に登録されたので、動植物は保護され獲ることはできない。
「昔は村の人は、肉といえば野獣だったんです。クマ、ウサギ、カモシカも。当時、冬はとくに村の中でこもって生活をしていましたから、燻製などの保存食にしていたんですよ。山菜やイワナ、ブナの実もそうです」
厳しい冬を越えなければならないのは、動物も人間も同じ。この白神の恵みを頂いて、人は生きてきたのだ。

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FDW14797.JPGのサムネール画像

晴れ。この日、なんと幸福な出会いに恵まれた。

今日はもう街に下りようと思っていた。次に来るときはぜひガイドさんにガイディングをお願いしたいなぁと思い、「アクアグリーンビレッジANMON」の方に、山のことやガイドさんのことを色々と教えてもらっていた。目の前に白神山地のすばらしいポストカードがあり、それを撮影したのがプロガイドの米澤さんという方だという。美しい写真を見て話を伺っているうちに、ぜひ米澤さんにガイドをお願いしたいなぁと思っていた。

と、その時だった。ひょっこり米澤さんが表れたのだ!
「ポストカードの納品にきました〜」と。


......米澤さんの白神での登山観察キャリアは、もう40年にもなる。

それまで昭和40年代には近年の山々をずっと歩き、ブナの森がスギの林に変わっていく姿を目にしていた米澤さん(成長の早いスギはいい建材になるので、原生林はどんどん伐採されていったのだ)。
そんな中で、ふと日本地図を見ていると、白神は空白だった。登山道も何もない。こういう山があるのだなぁと、昭和45年に初めて白神に足を踏み入れる。そうして、米澤さんの白神を歩く日々は始まった。

ある時は厳しい真冬の中を何日もかけて歩いてようやく1枚のシャッターをおし、ある時は別の山から夕陽に染まる白神の山並みを撮影した。ここ白神で四季折々のいろいろな景色や動植物を、40年にわたって観察し続けてきたのだった。

ポストカードや図鑑もそうだが、アンモンビレッジの施設に飾られている写真群も、米澤さんがこつこつと撮り貯めてきたもの。「いずれはなくなるだろうという思いがあって。それで写真を撮ってきていたんです」

.........

そんな米澤さん、なんと今日はオフだそうで、僕らの想いをお話しすると
「よければ、僕の好きなブナの場所へご案内しますよ」とニッコリ。

ナント! そういうわけで米澤さんと1day白神歩きが始まった。
出会いに感謝。

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Riders

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白神・暗門の滝へ

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白神ライン DIRT DIRT DIRT !!

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see you again !!

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男鹿観光ホテルを出発

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今日も晴れ。いい天気だ。
朝、男鹿ホテルの社長・佐藤さんと少しだけお話しができた。ご協力して頂いた感謝をお伝えする。佐藤さんは僕らのプロジェクトに耳を傾けて、私たちにもできることがあればお手伝いしますと清々しくうれしい言葉を頂いた。

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固い握手を交わして「男鹿観光ホテル」を後にした。
お世話になった3日間。温泉のおかげでお肌つるつる、元気もマンタンに充電させて頂いた。ほんとうにありがたい。
皆さん、温かいご協力をありがとうございました! また会う日まで。

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電気自動車

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東北で初めて走ったという椿魚さんと平田牧場の電気自動車に乗せていただいた。
スイスイコロコロ〜、静かで軽い。滑るように走れていいな。

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福の油

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夕ご飯はやっぱり今日も秋田三味線の「福の家」さんに行こう、とのれんをくぐると......あれっ、椿魚さんじゃないですか〜! いやはや、ご縁がありますね!ということで、隣に座って今晩もご飯をご一緒させて頂く。

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福の家のお父さんにお願いを頂いて、恐縮ながら色紙を書かせて頂いた。お恥ずかしいやらありがたいやら。また親子の秋田三味線を聞きたいな〜、その感動を色紙にこめて。

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そして廃食油も頂いた。約1リッターを、フライパンでこヨイショと厨房奥から持ってきてもらって店の前にあるバスコファイブへ。雨が降り始めたので傘をさしながらパシャリ。

秋田三味線とヒトのあったかいお店。
お父さん、お母さん、福の油をどうもありがとう!

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男鹿観光ホテルから廃食油

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僕らが泊めて頂いている「男鹿観光ホテル」さんより、厨房から出た廃食油を頂けることに。皆さん目をまんまるにしてじっくり観察しながら「どうやって廃食油をもらうんですか?」「どんな植物油でもいいんですか?」などなど賑やかに質問しながら注いで頂いた。

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ありがたいことに、僕らのためにわざわざ廃食油約5リッターを集めて頂いていた。「この油はすぐ近くにある"男鹿ホテル"から出たものなんですよ」とマネージャーさん。

じつはここ男鹿にある「男鹿観光ホテル」と「男鹿ホテル」「セイコーグランドホテル」はSKOグループというグループホテルで、各館コラボレーションもしているのだとか。
例えば、宿泊者はそれぞれのホテルの湯めぐりを無料でできるそうなのだ。それはゴキゲンですね〜。ホテルの周辺では浴衣で楽しそうに歩く観光客の姿が。湯めぐりしてきたのかな!?

広々としていて平らな玄関は、諸々の精製作業にとてもありがたい。電源をお借りして燃料づくりもさせて頂いた。ホテルの皆さん、お仕事をされながらも僕らの燃料づくりを熱心に見に来て頂いた。廃油を入れる際、集まって頂いたスタッフの皆さんと、記念撮影をパシャリ。喜んで頂けたようでとてもうれしかったな。

男鹿観光ホテルの皆さん、ありがとうございます!

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北緯40度 の UFOおじさん

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椿魚さんに連れていって頂いたのが、海鮮料理の店「みさき会館」。男鹿半島の端っこの岬にあるお店だ。名物の美味しいウニ丼を頂きながら、おじさんに話を聞く。なんとこのおじさん、UFOに遭遇したことがあるそうな。謎の飛行物体をビデオにおさめたことで有名で、UFO研究家の矢追順一さんや数々のタレントがUFO系番組でここを訪れたことがあるそう。

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「満月みたいに光るものが表れてね、真ん中にラインが入ってくるくる回ってんのよ。光がおりてきてはねかえった感じがしたんだよ。ものすごい光なんだけど、反射がないんだよ。車とか電気とは違うの。7年前、6年前、一昨年前は正方形だったの。そのまわりをくるくる丸いのがまわってんの。一昨年撮ったときは、スーッと真っ直ぐ下に下りて、カメラ向けたら横にスーッと消えてったのよ」とUFOおじさん。
「このお父さん自身が宇宙人だから。お父さんにしか見えないの!」と椿魚さん。

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UFOおじさんにUFO激冊ビデオと廃油を1リッター頂く。

風が強くて飛ばされそうだ。
入道崎は男鹿国定公園。北緯40度のラインがあり、それに添うように直線上に岩が並んでいる。今日は台風の影響で、岸壁へすごいしぶきをあげて白波がたたきつける。時折しょっぱい雨がたたきつけるようにふってきた。
ここにUFOたちは飛んできて、いったい何をしているんだろう。でもここにUFOが表れるのも何だかわかる気がするな。

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大潟村を訪問

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今日やって来たのは大潟村。八郎潟を湖の干拓により湖底から生み出された村だ。海面下4mの大地。農業のモデル市とすることを目標に掲げ、残存湖には今でも白鳥が飛来するという。

訪れるのは初めてなのだが、ワールドソーラーカーラリーを開催している村でもあり、名前はよく聞いていた。近年はバイオディーゼル燃料にも取り組んでいるという。椿魚さんにご紹介頂いて村長さんとお会いすることができた。

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「CO2削減しようと、大潟村ではB5を販売するスタンドがあるのですが、なかなか流通がうまくいかないのが現状なんですよ」とタカハシ村長。給食やレストランなど市民回収で集められた廃食油を、民間の企業に委託して別市でBDFを精製。昨年、村内でBDFと軽油の混合施設を作りB5スタンドを完成させ、販売している。だが、軽油自体を安く購入できなかったり、運送コストがかかったりといった理由で、なかなか受け入れてもらえず循環できずにいるという。

バスコファイブを見て頂いた後に、職員の方にご案内頂き、その混合施設を見に行くことができた。昨年できたというその混合施設は、非常に立派なものだ。しかしながら、その稼働率はかなり少ないという。聞けば流通などの問題に加えて「BDFはエンジンがダメになる」という間違った先入観も大きく、なかなか販路を見いだせないのだそうだ。

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なんと......まだまだ日本において、BDFの情報も一般的な認知度も少なく、間違った噂が先行している。それが、現状なのだ。僕のクルマはB100を入れてもう8万キロ以上も走っている。それでもBDFゆえの大きなトラブルは一切ない。もちろんBDFはメリットがある一方で、精製者も使用者も多くの注意点に耳を傾けて理解することが必要だ。だが間違った情報が噂となり、先入観となってBDFを使うチャンスが少なくなるとすれば、なんともったいないことだろう。

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「秋田の農具はすべてB5で動いていますよ、という差別化ができたらいいなと思うんです」という。現在このB5は運送会社や7〜8台ある公用車などに使用しているそうだ。
地域ごとに問題や壁をさまざまに抱えているものだ。それに対して解決策も地域の数だけあるに違いない。この立派な施設がフルに利用される日がくるといいですね、そう願っている。

大潟村役場の皆さん、タカハシ村長、工藤副村長、急なご連絡にも関わらずお忙しい中ありがとうございました。また訪問させて頂ける機会がありましたら楽しみにしています。

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男鹿観光ホテルに到着!

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旅は秋田に入り、男鹿半島に滞在している。ここ男鹿は日本海に突き出した半島で、毎年大晦日にはほぼ全域でなまはげ行事が行われる。なまはげゆかりの神社もある観光名所だ。

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そんな男鹿半島で、僕らのプロジェクトに共感して頂き、寝泊まりする場所を協力してくれたのが「男鹿観光ホテル」さん。
僕らの旅は油の収集や精製に左右されるので、なかなか予定も立てずらい。だからどうしても約束や予定も急になってしまいがちなのだが、そんな中でもプロジェクトを理解し快く迎え入れて頂いたのだった。
夜、到着すると、「さ、どうぞどうぞ温泉につかってゆっくりされてください」と支配人の石川さんやスタッフの皆さんがアットホームに出迎えてくれた。車に積んだ精製機を説明させて頂くと、とても熱心に耳を傾けて、油も用意して頂けるとのありがたいお言葉も頂いたのだった。

到着してすぐ、近くの「五風」という会場でなまはげの太鼓演奏があるのでぜひ、と石川支配人。会場へ行ってみると、浴衣姿の観光客たちがいまかいまかと登場を待っていた。いよいよ......とその瞬間、なまはげが予想だにしない場所から表れた。
ひぇぇ〜こ、怖い! 子供なんか、なまはげにじっと見つめられたただけで、ビービー泣いちゃって。

4匹のなまはげが髪を振り乱して太鼓を叩くこの「ナマハゲふれあい太鼓ライブ」。演奏しているのは"なまはげ郷神楽"という地元の若者たちの太鼓グループだという。郷土にこだわり、国内外で活動を続けているそうだ。ズンズンと腹の底に響くようなサウンドパフォーマンスが躍動的だ。どこへいっても地元の若者たちのパワーに触れると、なんだかうれしくなるな。


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ここ男鹿は「男鹿温泉郷」と言われるように、天然温泉がとても有名だということで、さっそく入らせて頂く。なめてみると......お、少ししょっぱい。海水の成分に似た塩分を含んでいる「ナトリウム塩化物泉」。これが肌についた塩分が汗の蒸発を防ぎ、保湿効果が非常に高いのだそうだ。これは女性もうれしいのではないかな。展望大浴場からは男鹿の海が。露天風呂からは樹海が。男鹿の自然をいっぱい感じられるお風呂に、リラックスしながらついつい長湯をしてしまうのだった。

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秋田運送のBDF精製工場

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BDFを作る。そのために、ただ「油を回収してリサイクルしよう」ではなく、「耕作放棄地に菜種を植えて、美しい花を観賞し、美味しくて安全な油を食べて、その廃油をBDFにしていこう」といった一連のストーリーが見えれば、人々はもっと楽しめるし夢も膨らむのではないだろうか。
まさにその一連の循環を作りたいと願うのが「NPOあきた菜の花ネットワーク(以下NPO菜の花ネット)」の活動だそう。その取り組みの中のひとつであるBDFの精製について伺った。

「NPO菜の花ネット」の会員で、県内でBDFを背精製しているのは8か所、会員外も含めると14か所で精製しているそう。このネットワーク内では、他へ販売せず自家消費する。つまりBDF100%を作り自己責任で使用している。
この「NPO菜の花ネット」を発足させた秋田運送でも、BDFを精製し、運送車両に使用しているというので、見学させて頂く。

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1バッチ約2000リッター。現在はほとんど毎日フル活動なのだそう。
まず加熱して不純物をのぞいてろか機を通し、前処理をしっかり行ってから、エステル交換。メタとグリをとり除いて最後はイオン交換樹脂を使う。
それぞれの行程の各装置を見ると、トラックのサイドバンパーを手すりにしたりと、なんとほとんどが手作り。静置する行程は、いらなくなった列車の貨車を安価で手に入れて、その中で行っている。

「お金はかけない、知恵を使う!」をモットーに、自社のトラックなどの廃材を利用して、できる限り精製機を自作したそうだ。「工場内で唯一他社製のものといえば、油カスの濾過機だけ。こっちの加熱装置はみようみまねで、うちのクレーンの運転手が作ったんですよ。だからつぎ目がほら、見えるでしょう」と工場責任者の阿部さん。
ろ紙の値段が高いので、他の安価なもので代用したり、最後の最後で見えないグリをとるためにねばってみたりと、試行錯誤も非常に熱心だ。

阿部さんご自身も、B100を入れて運転していたトラック運転手。現在は専属で精製担当をしている。「あきた運送方式とか言われています。コップ点検も各行程で行って、品質をチェックしているんですよ」

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僕のクルマと同じイオン交換樹脂を使っているところは、日本ではほとんど見られない。しっかりした前処理はもちろん、2000リッター級の精製機を手作りで頑張っているのがすごい。
トラックには、寒期にBDFが固まってしまわないよう、加熱するために工夫がされ、それぞれの箇所でのBDFの温度がわかるようになっていた。このデータを秋田県立大学が解析しているのだそう。

この規模、廃材の利用、熱心な研究に、すごいなーと関心していると......NPOの石田社長さんがいらっしゃった。周囲の反対を押し切り、BDFを作ろうと言い出したご本人なのだそうだ。

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御歳なんと89歳。とても若々しくお元気な会長さん。「男のロマンですね〜」と熱心に目を輝かせて僕の車を見て頂いた。
会長さんもB100を使用中。クルマを拝見すると、BDFのステッカーが貼ってあり、天井には"安全パトロール車"と書かれたライトが。「タクシーと間違えられて、手を上げられるんですよ」と笑う。ほんと、タクシーのようだ!社長さんのお人柄を表すように、清々しく愛らしいおクルマだった。街中では「おじいさんが運転するタクシーみたいなパトロール車は、てんぷら油の匂いがする」と評判なのではないかな!?

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最後に、石田さんのご厚意でBDFを30リッターほどわけて頂いた。丁寧に作られたBDF、とてもありがたい。

鈴木さん、阿部さん、そして石田社長。1日ご案内を頂き、ご丁寧な対応をどうもありがとうございました。またお会いできる日を楽しみにしています。来年も菜の花が元気よく満開に咲きますように! 応援しています。

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今年、秋田にはすばらしい「菜の花まつり」で有名になった場所がある。鳥海高原の桃野だ。まつり期間中5月22〜23日には、満開の菜の花畑が。その奥に、雪化粧をした鳥海山の山並みが。県内外からカメラフリークが集まる雄大な景色が見られたそうだ。
鈴木さんの案内で、その桃野へ連れて行ってもらうことに。

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今年第一回を迎えた桃野の「菜の花まつり」。そのおまつりを迎えるまでのエピソードがまた情熱的だ。
行政が何十億もかけて平らにしたにも関わらず、火山の粘土層が出て、農家が離れていってしまった。そんなここ桃野の土地に、縁あって「NPO菜の花ネット」が出会う。
視察に来ると......広大な土地の奥に鳥海山がドーン! 「このロケーションは最高だ、ここで菜の花まつりをやろう!」と、ひと目で惚れたのだそうだ。

そこからまたねばりを発揮。NPO菜の花ネットや菜の花プロジェクトを立ち上げた秋田県立大学らが、2007年から桃野で栽培実験を開始。2009年には見事な花を咲かせることに成功し、菜の花まつり開催へ奮闘する。「こんな山奥で祭りをして人が来るのか!?」という反対意見に食い下がり、「とにかく1回やってみようじゃないか」と、県の助成金や市の協力をなんとか得ることに成功した。

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こうして行われた桃野での「菜の花まつり」は大成功。なんと......2日間で1万人近くを集めたのだった。この山奥ゆえ、たまたま通りかかったような人はいない。祭りのために来たお客さんが、一万人近く。驚くべき数字だ。
「なんと早朝からアマチュアカメラマンでうもれていたんですよ! ものすごい人だかりで。スタッフは100名みんなボランティアです。こうやってみんなでひとつのテーマでやるというのがおもしろい。何人かが、やるべやるべ〜と本気で思ったら、だいたいのことはできるもんです」畑に芽を出した小さな菜の花を見ながら、鈴木さんは言った。

秋田県立大学では、農工の両学部でBDFの研究を行っている。大学生もスタッフとして参加しながらBDFトラクター試乗や、菜種油の搾油&BDF製造実演なども行ったそうだ。

秋田県内で菜の花が最盛期を迎えるのは5月始め頃だが、ここ桃野は標高が500mを越えるため、最盛期は5月の後半になり、重なることもない。来年もこの菜の花まつりは開催されるそうだ。きっと、すばらしい景観を見せてくれるに違いない。

アイディアを出し合って作った美味しい「菜の花ロールケーキ」をご馳走になった。菜の花油100%使用したそうな。次は何のアイディア商品が出るのか!? 楽しみですね。

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昨日の夜、秋田へ入った。今日は「NPOあきた菜の花ネットワーク(以下NPO菜の花ネット)」を訪問。お話をしてくれたのは鈴木さん。発足したのは今から6年前。活動としては足かけ7年になるという。菜の花を咲かせて搾油するだけでなく、それをビジネスにつなげて「農業と農村を元気にする」のが、最終的な目標だ。

菜の花を植えて、種を収穫、搾油する。集めた廃油をバイオディーゼル燃料にする。ここでの特徴は、その一連の循環を「集落単位という狭い単位で完結させる」ところ。
「同じ秋田県内でも、菜種が穫れた地域のネーミングを付けて、地域ごとの特産物にしている。だから同じ菜種油でも10以上のネーミングがあるんです。そうして、なるべく小さな地域でのつながりを大事にしてやろうというのがこの活動です」と鈴木さん。


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農業に還元する、それをこんなふうに実行している。
例えば......休耕田に菜の花を植える。菜の花は2年経つと連作障害が起きるので、大根など別の作物を植える。もともと休耕田だったその土は、2年間菜の花を植えることにより、いい土壌が作られているので、畑にするにも都合がいい。

ネットワークの会員には料理研究家や様々な分野のエキスパートが揃っている。そこで彼らが力を発揮するのが"新商品の開発"。「異分野の会員とコラボすることで、ひとりではまったく想定できない商品が出来上がるんですよ」。「ナニナニ作ろうよ、この指とまれ〜」と声をあげれば、各得意分野の者たちが立ち上がる。
近年のヒット商品、例えば"ら〜油"。秋田ブランドの流行ら〜油を作るのに、できるだけ秋田の材料にこだわった。野菜は農家から等級ではなく、キロ単位で丸ごと買い上げて、新商品の材料とする。そうすれば、農家も姿形の悪い野菜を捨てることなく、無駄なく売ることができるというわけだ。

ちなみにこのら〜油、1000円と決して安くはないが、工場フル回転でも生産がおいつかないほどなのだそう。味も2種類あって、比内地鶏入りも入っているそう。おもしろがって作っているのが伝わってくる。
「半分遊びなんだけど、半分真剣!でもその遊びの部分がないと、じつは長く続かないでしょう」と鈴木さん。


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旅の途中で出会った音楽家が、秋田へ行ったらぜひ会って!と紹介してくれた方と、お会いすることになった。その名も椿魚さん。椿に魚で"チンギョ"さんと読む。じつは羽黒の山伏、星野さんをご紹介して頂いたのは椿魚さんなのだ。住んでいらっしゃるという男鹿半島に僕らが到着したのは、夜も遅くのことだった。

夜8時すぎ、お宅へおじゃますると電気自動車がとまっていた。個人宅のガレージに止まっている電気自動車を見るのは、なかなかないことだ。聞けば、ある会社と一緒に、東北で一番はやく電気自動車を走らせたんだとか。「この前電気が足りなくなっちゃって、小さな商店に入ってさ、おばちゃんに電源借りて走ったよ!」と椿魚さんは笑う。

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その椿魚さんのパワーがとんでもなくすごい! 会話のスピードもバイタリティも人の5倍はある。24時間連続講演したことがあるほど、寝食も忘れてトークができるそうなのだ。

椿魚さんは、戯遊誌画人と名乗るアーティスト。書や誌、絵も描く。必要であればプロデュースも行うし、人と人のかけ橋にもなる。その行動範囲は枠にとらわれない。
その経歴もまたおもしろい。約30年前にデザイナーという職を捨て、博多を出て旅をする。その旅は、海と山を交互に3年ごとに場所を変えて北上していくというもの。3年山に住んでは去り、また3年海に住んでは去り......を30年も続けて、今は海に近い男鹿半島にいるというわけだ。最後は宗谷岬で没したいということで、3年ごとの計算をしながら、未だ北上中。
現代の社会のあり方に喝!のお言葉を発しつつ、「平成の一休さんになりたいんだよね」と優しく笑う椿魚さん。そのお話はとまらない。あっという間に2時間が過ぎていった。

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椿魚さんがご飯を食べましょうと連れていってくれたのが「福の家」さん。ここはじつは親子の秋田三味線ライブが聞ける礒料理屋さん。美味しい食事の最後に、なんとご主人の伊藤さんの親子ライブをご披露頂いた。それがほんとうにすばらしかった。津軽三味線との違いも聞かせてくれたのだけれど、津軽三味線とは違って、秋田三味線の音色はとてもやさしくて流れるよう。息の合った親子演奏もお見事。大感激の夜を過ごした。

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BDFを精製する「めばえ幼稚園」

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大聖坊を後に、北へと走り始める。次に向かったのは金山にある幼稚園。
じつは大聖坊で一緒に宿泊していたかたから「すばらしい幼稚園があるので、ぜひ立ち寄られたらいいですよ」と紹介して頂いたのだった。

その名は「めばえ幼稚園」。電話すると残念ながら園長先生は不在とのことだったが、見学をさせて頂けることに。

まず門を入り、なんと目にとまったのはBDFの精製機。5年ほど前から幼稚園の送迎バス2台にBDFを使用しているそう。油は近くの給食センターやホテル、子供たちの家からも持ってきてもらう。環境と体に優しいものをという理念のもと、園長先生自らせっせとBDFの精製をされているのだそうだ。ドライバーの大場博さん、大場英輔さんに、そのバイオディーゼルカーを見せて頂いた。バンのほうは、ペインティングがとってもかわいい!

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「菜の花の種を子供たちに配り、次の年に穫れた種をもってきてもらい、その油で天ぷらをしたり楽しんでいます。園内の畑で農薬を使わないで子供達とお野菜を作って、みそ汁にしたりしているんですよ」と、案内をして頂いた保育士さん。

幼稚園を見せて頂くと......なんと柵のようなものは一切ない。どこから出入りしてもいいのだ。遊具も自然素材のもので作られていて、工作で使うガムテープも燃やして無害なものを選んでいるそうだ。
「自然に勝る教師はない」と、柵を作らずに、草や木や虫、すべての自然に触れながら生活できるようになっている。ポニーや鶏、うさぎ、犬の動物も飼育しているのだそうだ。
「そこにあるピザ釜も、ニワトリ小屋も、ぜんぶお父さんやお母さんたちの協力でできたものなんです。裏山にはツリーハウスがあるんですよ。よかったら自由に見ていってください」と。

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歩くこと1〜2分、園舎から続く裏山へ登ると......なんとすてきなツリーハウス! 眺めもとてもいい。童心にじんわり火がつくように、ワクワクしてくるのだった。杉林の緑に包まれた土の小径もとっても気持ちがいい。最近ではめっきり見なくなった裏山がという自然が、こんな形で体験できるとは思ってもみなかった。

園内の校舎に入ると、木のぬくもりにあふれた手作りのおもちゃがいっぱい。「土の絵の具」や古くなった椅子からできた「手作りの積み木」とか。自然素材のモノたちがじつに優しい空間を作っていた。中でもすばらしいのが、木の遊具。登れるものがケヤキの木、中が空洞になっていて出入りできるのがトチの木。チェーンソーアートのお父さんが作ってきくれたそうだ。これは楽しそう!

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自然に触れながら、お父さんやお母さん、地域の皆さんと協力しながら子供を育てていく。すばらしい幼稚園だと思う。きっと、人も含めすべての自然を大切にする気持ちを育み、心身ともにすばらしい方向に子供達は向かっていくのではないかな。

現在、園児は66名。来年は保育園と合体する予定。千葉県の我孫子にも同系列の幼稚園があるそうだ。今回は井上園長とお会いできず非常に残念でしたが、機会がありましたらぜひお会いさせていただきたいと思います。

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修験道 & 宿坊

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7時頃起床。この宿坊に同じく宿泊していた皆さんと朝ご飯を頂いていると、山伏の星野さんら修験者が帰ってきた。早朝の修行を終えて、戻ってきたところだった。彼らの修行の最後となる、勤行を僕らも一緒にとなえさせて頂く。

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今日は首都大学の学生さんのゼミの皆さんがやってきた。星野さんが修験道についてお話をされるということなので、一緒に聞かせて頂くことになった。

「山伏はすべて "承けたもう" の精神なんだ。だから人は拒まないのだよ」
昨日の夜に到着したばかりで初対面である僕らを、貴重な祭りに連れていってくれ、寝床を用意してくれ、こういったお話の場にも清々しく迎え入れてくれた星野先達は、そう言って話をはじめた。


「修験道とは、そこに身をおいて初めてわかる学問なんだね。本や映像を見ても、まったくわからない。修験道は生き様そのものなんだ。私自身が何度も身をおいてきているけれど、まだわからない。よく"祈りの言葉は何ですか?"と聞かれるけれど、それは何度何度も身を置いてもやってきて、そうして"わかって"くるものなんです......」
星野さんは優しく、力強い口調で話を続けてゆく。

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星野さんはこの羽黒の宿坊「大聖坊」の三男として生まれ、昭和46年25歳のときにこの宿坊を継承した。「尚文」という山伏名を拝命し、現在では山伏の修行体験を指導している。かつて宿坊の村であった羽黒だが、現在ではこのような山伏体験のできるところは、わずかにここ大聖坊のみ。
星野さんは山岳思想や修験道について説き発信するだけでなく、その活動はじつに幅広くて柔軟。自身のほら貝とトランペットで奏者とでコラボレート演奏もしたことがあるそう。
「古きよきものに立ち返りながら、新しくよきものも取り入れていく」
そういった信念のもと、修験道から学び、つながってゆくあらゆる世界の話を伝えている。

修験道とは日本古来の山岳信仰における日本独特の宗教のこと。日本の霊山を修行の場として、深山にこもり、厳しい修行を行う。「山に伏して修行する」という姿から山伏と呼ばれる。
修験道を行っている霊山や社寺は、ここだけでなく熊野など他にもある。だが、ここ羽黒について、星野先達はこう言う。「庶民の匂いがする。完全な民間信仰です。とても素朴な民間の心を感じるのが羽黒修験なんです」。羽黒では、いちばん多いときで336の宿坊があったという。当時の集落の世帯数は約400だというから、なんとここに住んでいた9割は山伏であったことになる。

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「修験道とは農業とは切ってもきれない関係にある。出羽三山の祭りはすべて農業と関係しているのだよ。大和の時代から日本の税は米であった。その稲作の技術と共に、農業をするうえでの精神的な世界がずっとそばにあった。権力者の側には必ず精神的な世界を説く修験者がついていた。近世までそういった精神をその役割を修験道が担い、ひっぱってきたんです。日本の原点は農業なんですよ。農業が元気よくなかったら、地域は元気にならない......」と星野先達。
まさにそれが山伏たちの冬の修行、「冬の峰」象徴される。ご神体として興屋聖に備えた五穀に稲魂をつけて100日間かけて五穀豊穣を祈願する。その稲魂のついた稲もみは、お札といっしょに農家に配り、それを農家は春に田植えで大地に返したのだそうだ。

......と、お話しを聞いていると、ちょうど帰ってきた一番弟子を見て、星野さんが立ち上がった。
「おおっ、大三郎が梵天をいただいてきたよ! これはね、十界修行の天狗相撲で5人抜き、10人抜きしないともらえないのだよ。うちからこれを頂いてきたのは2人目なの。そうかそうか......大三郎、たっぷりお酒をのみなさいよ」
星野さんは誇らしげにお山の霊気の宿る梵天を見せてくれた。とてもうれしそうに目を細めて。

一番弟子とは坂本大三郎さん。彼の本職はイラストレータで、3年前からここに通っているそうだ。昨年からは秋の峰に入り、8月は毎日修行していたという。近々「僕と山伏」という本も近々出されるそう、とても楽しみだ。

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......山伏のお話はもちろん、庶民の暮らしと農や、さまざまな歴史をお教え頂いた約1時間半、ほんとうにあっという間だった。星野さんに教えて頂いた修験道の精神と業。ここには僕らがもう一度立ち返るべきものがあるように思う。それは目に見えないけれど、とても大切なものに間違いはない。

星野先達、奥様、大聖坊の皆さん、貴重なお話の数々を本当にありがとうございました。

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